赤ちゃんのオムツ用ゴミ箱の臭いを消す方法は?アルカリ性が鍵!

離乳食が始まり、離乳食が進んでいくとともに赤ちゃんのオムツの臭いも、だんだんと強くなっていきますよね。毎日ゴミに出せればいいけど、回収は2日に1回だったり、専用のゴミ箱に捨ててはいるものの、ゴミ箱を開けるたびに強くなる臭いに悩まされていませんか?

我が家は双子なのでオムツの量も、もちろん排泄の量も単純計算で2倍です。オムツ用の蓋つきのゴミ箱を購入して使用していますが、2日あればすぐにいっぱいになります。臭いも蓋を閉めていれば漏れてきませんが、蓋を開け閉めするたびに臭いが外へ出てくるので、ゴミ箱を開けるのが億劫で仕方ありません。

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ただ、オムツを替えないわけにはいかないし、トイレトレーニングができるまでこの悩みを向き合っていかなければなりません。ですから、何か良い方法はないのかと思い、この記事を書くことを決めました。

「赤ちゃんのオムツの臭い」と正面から戦うために、オムツが臭う原因を調べ、対処法を調べてみました。結果的に尿や便の臭いに対処するには、アルカリ性の臭いを中和させる必要があるということがわかりました!同じ悩みを持つママさんの参考になれば嬉しいです。

オムツの臭いの原因とは?

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おむつ

オムツの臭い、それは赤ちゃんの排泄によるものですよね。尿と便では臭いの原因が違うのはご存知ですか?尿の役割は、体内の老廃物を腎臓でこして体外に排出する役目があるのですが、特に重要な役目として「窒素化合物」を体内から排出するという役目があります。

アミノ酸などが分解された場合に、有害なアンモニアが体内で作られますが、これを外に出す役目を果たしているのです。また、体内の浸透圧を保つ役割も担っています。赤ちゃんに限らず、人間にとって重要な役割ですね。

人間の尿のは、約98%が水です。その中に、タンパク質の代謝で生じた尿素が約2%含まれているそうです。他には、

  • 微量の塩素
  • ナトリウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • リン酸
  • クレアチニン
  • 尿酸
  • アンモニア
  • ホルモン

が含まれています。(参考:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BF)

尿というと、一般的に汚いものというイメージがありませんか?実際は、血液をろ過して造られているため、腎臓が健康な場合は排泄までは無菌なんだそう。排泄から時間が経つ、つまり赤ちゃんのオムツをすぐに取り替えてもゴミ箱の中で時間が経てば、尿素が細菌によって分解されることで、アンモニアが発生し悪臭を放ちます。俗に言うアンモニア臭ですね!これがオムツの臭いの原因その1です!
そして、便・・・こちらの方が臭いとしてはキツイですよね。便の内容物は、
  • 水分
  • 新陳代謝によってはがれた腸内細胞
  • 大腸菌などの腸内細菌
  • 胆汁などの体内分泌液
  • 摂取した食物のうち消化しきれなかったもの(食物繊維等)
  • 体内に蓄積していた毒素

となっています。一般に便の臭いは食べた物の残りが腐って臭いを発していると思われています。しかし、便を構成する成分のうち、食べ物の残滓はおよそ5%に過ぎないそうです。60%を水分が占めており、次に多いのは腸壁細胞の死骸で15%〜20%、細菌の死骸が10%〜15%です。

実際は、およそ5%に過ぎない食べ物の残滓が臭いの原因ではなく、一緒になって放出される細菌類の死骸が便の臭いの原因なんだそうです。便の臭いの原因はインドールやスカトールという成分です。通常の便は発酵臭に似た臭いであり、善玉菌といわれるビフィズス菌・乳酸菌の代謝によって排泄される臭いです。
インドールやスカトールはごく少量であれば、香水などにも使われる成分です。少量であれば悪臭とは感じないそうで、ジャスミンやオレンジにも含まれる成分だそうです。

この尿と便の臭いの原因が赤ちゃんのオムツの臭いの原因でもあります。尿も便もオムツをゴミ箱に捨てるだけでは細菌が増え臭いが強くなっていきます。そこで、その臭いを軽減する対処法を調べてみました。

オムツの臭いを軽減するための対処法!

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私が実践している物や、友人、先輩ママさんたちが行っているのは以下のような対処方法です。

  • オムツを捨てる専用の袋に入れて捨てる
  • 新聞紙に包んで捨てる
  • 排泄物は極力トイレに流してから捨てる
  • 重曹を使用する
  • 脱臭炭を使用する
  • トイレの消臭剤を使用する

赤ちゃんのオムツが臭う原因は、尿のアンモニア臭と便のインドール臭スカトール臭ということは前述しましたよね!上記の方法で対策を練っている方の中で、一番効果的!という意見が多かったのが「重曹を使用する」でした。

臭いの元には酸性とアルカリ性があるのですが、重曹には中和作用があるので、消臭効果は期待できます。重曹自体が弱アルカリ性なので、どちらかといえば酸性の臭いに強いのですが、アンモニアはアルカリ性。そして、通常は便もアルカリ性です。アルカリ性を中和させるには酸性が必要ですよね。

身近な酸性成分というと

  • クエン酸
  • 酢酸
  • リンゴ酸

などがあります。実は、これらはドラッグストアや100円ショップなどで購入することができます!比較的安価で身近な物なので試してみる価値はありそうですよね。重曹でも消臭効果を得られるという方が多いので、クエン酸や酢酸、リンゴ酸を試す価値は大いにあると思います。

実際に、クエン酸効果でゴミ箱を開けた時のえずく様な臭いがしなくなったという話もあるので、早速ドラッグストアに行ってみようと思います。使用方法は重曹と似ており、そのまま振りかけたり、水で薄めてスプレーでもいい様ですね。

おわりに

さて、いかがでしたか?今まで「これがいいよ!」と言われるものをいろいろ試して、高い買い物をしてしまった人もいるかもしれません。私の様に、オムツ専用ゴミ箱をわざわざ買ったのに、赤ちゃんのオムツの臭いに悩まされている人も少なくないかもしれせん。

でも、今回記事を書くにあたり調べてみたことで「オムツの臭いには酸性で対処!」という方法にたどり着くとこができました。比較的入手しやすいですし、100円ショップでも売られているといことで安価なところもいいですね。

試してみるにはお手頃な感じなので、早速試してみたいと思います(^ω^。)

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