初節句に陣羽織を!手作りもできるって本当?

初節句には用意するものもいろいろあって、盛大にと考えている場合は、食事やお祝いのお返しなんかのことも、頭によぎりますよね。

でも、1番は可愛い我が子、孫の初めての節句。兜を用意して、陣羽織でカッコよく写真に収めたい!なんて方も多いはず!当然ですよね!!

生後3ヶ月に当たる頃に初節句だったのですが、我が家は双子出産だったため、バタバタしており初節句だというのになにも用意せず、兜も料理も準備してあげられませんでした。

かろうじで、母や祖母が柏餅とお寿司とお祝いをもって駆けつけてくれたのですが、息子たちの初節句はそれで済ませてしまったのです(^^;;

兜は昨年の端午の節句で母が購入してくれましたが、今思えば陣羽織を用意して写真だけでも撮っておけばよかったと後悔しています。

そんあ後悔を皆さんにさせないためにも、今回は陣羽織についてご紹介しますね。購入することもできますが、時間のある方は手作りもできるそうなので、ご紹介していきたいと思います。

陣羽織って手作りできるの?

スポンサーリンク

ce46c825e1a8cc8c6bb3bcd91b7c2ea8_s

上の写真の武士が羽織っているベストのようなものが陣羽織ですね。

手作りできるかどうかと言われると、裁縫がそんなに得意ではない私が言うのもなんですが、手作りは可能です。

陣羽織でネットを検索すると、基本的には楽天やアマゾンの商品が出てきたりしますよね。3000円〜数万円と幅は広いので、安く済ませようと思えば、それも可能です。高くていいものを!というのも、もちろんありですよね。

既製品では味けないなぁ・・・なんて思って、よくよく探してみると、手作りキットも販売されていたりするのです!陣羽織を自作するにはなにが必要か?それは

  • 材料
  • 型紙
  • やる気

この3つです。生地や材料は手芸屋さんで探すこともできますし、ネットで購入することもできます。陣羽織だと和裁ができないといけないのかな?と思う方もいるかと思いますが、実際はミシンで縫えるそうなので、和裁の心得がなくても大丈夫ですよ〜。

型紙はどこで手に入れればいいの?

ただ、型紙は書籍で検索をかけてみても、なかなか出てきませんね。手作りキットを購入すると作成マニュアルと実寸大の型紙がついてくるようです。キットについてくる型紙を利用して、生地は自分で用意して作る!という方法になる訳ですね。

ただ、注意したい点が1つあります。

このキットを販売されているところは、注意書きにもある通り”子供用”の型紙はないのだそうです。

オーマイガーっ。

それじゃ意味がないじゃない・・・と思いましたね?私も思いました。そこで、考えたのは型紙を縮小コピーする方法です。もしくは、作成手順を見て、自分で型紙を起こすか・・・。

初節句に着せる陣羽織のサイズは、本当にお子さんによって様々ですよね。生後1ヶ月で初節句を迎える子もいれば、11ヶ月で迎える子もいます。なので、洋服のサイズで言えば50〜80くらいの間のサイズになりますよね。

じゃぁそれくらいに縮小しちゃおう!なんて、そうは問屋がおろしません。大人と子供の体型は違いますしね。洋裁もそうですが、単純に小さくすれば良いという訳ではありません。

ということで、さらに考え、探しました。

そして見つかりました、しかも無料で型紙をダウンロードさせてくださる素敵なサイトを!!ただ、本格的な和裁仕様ではなく、あくまで簡易的な型紙であることと、サイズは100㎝〜なので、どうしても大きめの作りにはなってしまいます。

着丈の寸法でいうと55㎝〜です。調べてみると、市販されている陣羽織も1~2歳用のものが多く、着丈45㎝前後のものが多いので、羽織らせるだけであれば特に問題はないかと思いますよ。洋裁の要領で仕立てることができるそうなので、ご自分で作りたい!という方の入り口しては、とても良いと思います。

ミシンありき(制作時間の問題もあるので)なので、ミシンから買っちゃうぞ!という方は、逆に高くつくかもしれません(^^;;

さて、素敵なサイト様は、後ほどご紹介しますね。実際に、どんな材料を揃えなければならないのかを頭に入れておきましょう。

陣羽織の材料ってちょっと特殊?どこで揃えるの?

型紙の入手方法を抑えたところで、材料の問題も出てきますね!どこで購入するべきなのか?実店舗かネットか・・・悩ましいところです。

実際に仕立てるのに必要な材料は

  • ミシン糸 シャッペスパン #60番手
  • 不織布接着芯 薄
  • 揚巻房orチャイナボタン
  • テープメーカー25mm
  • バイアステープ25mm
  • 金襴生地

聞きなれない、見慣れないものが多いです(^^;;

基本的には、そんなに気をわなくても大丈夫ですよ。基本的には手芸屋さんで手に入ります。ただ、金襴生地や揚巻房、チャイナボタンなどは大きな手芸洋品店に行くか、ネットで探す方が種類もの豊富です。

もともと手芸や洋裁が趣味のかたは、こういったものを手にいれることに慣れているかと思いますが、私のようなド素人には、きっと店舗で無駄な時間を過ごす羽目になるでしょう。

生地は自分の目で見て選びたい!ですよね。そうとなれば最寄りのユザワヤへレッツゴーです。自分の目で選べなくても(子育て中に生地を買いに行く暇なんてない!)ネットで購入もできます。

楽天市場では、多くの手芸洋品店が出店していますから、ちょっと覗いてみるといいと思います。思わぬ手芸魂に火がつくかもしれません。

そもそも陣羽織ってなんだったのか・・・?

散々陣羽織を連呼してきたのに、実際に”なんなのか?”を知らなかったりします。

歴史としては、戦国時代。桃山時代から江戸初期に流行り、幕末まで用いられていたそうです。幕末以降は、なかなか陣羽織を着る機会も、文化も無くなっていったのでしょうね。

そもそも、陣羽織というのは具足の上から着用していたそうです。

  • 具足が雨水を吸って重くなるのを防ぐ
  • 寒さをしのぐ

為に考案されたのが、陣羽織なんですって。初期の頃は、なんと!和紙に油を塗っていたのだそうです。雨に濡れるのを避ける為ですから、油で水を弾かせていたのですね。

時代と共に、装飾が施されたりデザイン性に富んだものが出てきたりしたそうです。戦国の武士の間では陣羽織のデザインを競い合っていた・・・なんて話もあるそうですよ。

幕末が近ずくにつれ、戦が減っていくと同時に、陣羽織は儀礼用の衣装へと用途が変わっていったそうです。強く厳しいイメージよりも、華やいだイメージへと変化していったそうです。実用的だった陣羽織は、その用途が失われ、デザイン性やその材料によって裕福さを表す象徴となっていったのですね。

その名残なのか、初節句用にと陣羽織を購入しようと探すと、豪華絢爛で煌びやかな物が多く見つかります。金額的に求めやすくても”派手”なイメージがけっこう強いですね。金額が高い物は、その素材やデザイン性から、それ相応の金額がするので、近くで見れば、その違いがわかってしまいそうですね(^^;;

最後に

さて、手作りするにせよ、やはり購入しとくか・・・という結果になってにせよ、初節句は赤ちゃんにとって初めての冠婚葬祭です!しっかり準備してあげたいものですね。

私が言うのものなんですが、初節句は1度きりです。悔いのないようにしたいですよね。

今回、陣羽織を手作りすることについて調べたなかで、作り方について参考になりそうなサイト様が幾つかあったのでご紹介しておきますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。