初節句の兜飾りは誰が買う?揉める前にすべきこと!

初節句の兜、誰が買うんだろう?私が買っていいのかな?と、疑問に思っているパパママ、おじいちゃんおばあちゃん!私も同じことで頭を抱えていました。

両家の関係性や、孫への関心度合いなどで”誰が買うか”みんなが腹を探り合っていたりしませんか?

『え?おじいちゃんおばあちゃんが買うんでしょう?』

『むこうのご両親が変われるのよね?』

『息子や嫁が選びたいだろうし、口を出すのはどうかしら?』

『いやいや、戦国武将好きの私としては黙っていられない・・・』

と、みなさん悶々としていたりして。

そして、蓋を開けてみたら、初節句に兜が用意できなかった・・・!!なんてことになっているんです(実体験)そして、揉め事に発展したりするんですよね。世知辛い世の中です。

ということで、今回は”可愛い我が子(孫)の初節句に兜を買うのは誰か?!”について調べ、考えてみました。あくまで参考程度に、そして、いざ購入は・・・となった時の予備知識として読んでみてください。

兜飾り、五月人形は誰が買うもの?

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誰が買うか?それは両親の出身地でかなり変わってくるそうです。ちなみに、関西と関東だけでもこのような差があります。

初節句関西関東
女の子母方の実家母方の実家
男の子父方の実家

関東では、端午の節句で兜や鯉のぼりを購入するのは”父方のご両親”が買うことが一般的のようですね。祖父母が勝手に選んで購入するのではなく、選ばせてお金を出すというスタンスが多いようです。

関西はその逆ですね。

その土地の風習やしきたりが色濃く残っている地域であれば、”どちらかの家で買う”という意識も強くあるかもしれません。両親の出身地が同じであれば、そうそう揉めることもないかもしれませんが、真逆の風習だった日には揉めることが予想されますよね。

上の表で考えると、

関西出身の夫に関東出身の妻、両家両親がご健在のところに男の子が生まれる

このパターンは確実に揉めることになりそうです(^^;;

子供の両親がここに挙がってこないのは、昔の風習の名残だそうです。

昔は、娘が嫁いでしまうと嫁ぎ先に会いに行くことや、娘が実家に帰ってくるということがなかなか叶わなかったんです。そこで、何かのお祝いの際には、お祝いの品物を持って顔を見に行っていたんだとか。

会いに行く理由が欲しかったんですね。

現代はホイホイ帰ってこれるし、親が会いに行くことだってあります。最近では嫁の実家に同居というのが増えてきていたりもするそうすけどね。

そんなこんなで、風習の名残から祖父母が購入するのが一般的となっているんですね。

「どちらで買うか」という慣わしの異なる地域の場合、両家の両親が一歩も譲らない!なんてこともあり得ます。揉めてしまって、両家、嫁姑、親子、夫婦とすべての関係がギクシャク・・・そんなことになりかねません。

そんな揉め事、初節句を迎える我が子にはいい迷惑ですよね。せっかくの楽しみな初節句!おめでたいお祝いが台無しです。

慣わしは年々変りますし地域によってのしきたりは異なりますが、1番に考えるべきは、誰が買うかよりも”お子さんやお孫さんのすこやかな成長”ですよね。ですが、ついつい「私が!!」と張り切ってしまう人がいるのも事実で、実際に揉め事はよくあるんです。

そうならないために、何をすれば良いのか?そこを一緒に考えてみましょう。

揉めないためにはどうすれば良い?!

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揉めないためには、誰が買うかについて、話し合うことです。まずは各々の両親がどのように考えているかを聞きましょう。その中で、兜飾りを購入したいと考えている人がどれくらいいるのかを把握します。そして、結論を出しましょう。

両家の両親が購入を希望する場合

例えば、両家の両親がどちらも購入を希望してくれるようなら、折半を提案しましょう。ちなみに、端午の節句で飾るのは、家の外に飾る鯉のぼりや家の中に飾る兜飾り(五月人形)がありますので、どちらか一方ずつお願いすることで、両家の顔を立てることができますよね。

みんなが購入を希望する場合

兜や鯉のぼり以外にも、お金はかかりますので「どうしても!」という場合は、かかった費用の負担を均等にお願いするというのもありですね。初節句の祝いに、みんなでお金を出し合ってお祝いをしたという形をとることで、丸く収めましょう。

飾りの購入は、ほとんどの場合子供を連れて選びに行くようですが、初節句の場合はお子さんの月齢もまちまちですし、どれがいいか?を自分で選べるというのはなかなか難しいですよね。

  • 親が決める
  • 祖父母が選ぶ

のどちらかになると思います。遠方に両親がいる場合、勝手に選ばれたくない!なんて時は、欲しいものをリクエストさせてもらうか、親が選びに行って「これにしようと思います」と一言お断りを入れておいて、購入後も報告するといいと思います。

それでも折り合いがつかなければ、『親が買う』ここを強く押しましょう。親というのは初節句を迎えるお子さんの両親ですね。責任持って私たちが用意します!と。

どなたかに購入の希望があるようであれば、その方に気持ちよくお願いします。

購入希望者がいない場合は・・・?

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もし、全員に購入の意思がなかったとしたら、それは無理に買わなくてもいいのでは?と個人的には思っています。ですが、後から「むこうのご両親が買うと思ったのに、用意もしないなんて!」と言い出しかねないので、話し合いをしたら、結果の報告まで行いましょう。

結果報告までが揉めないための努力です!

おそらく、こういったことで揉める原因は、「報告・連絡・相談」が欠けていからだと思うのです。仕事か!とツッコミを入れたくなるのですが、私はこれで苦〜い経験をしています(現在進行形で)。

いちいちうっとおしいかな?くらいが丁度良いのです。

だって、後になって「勝手に決めた」と言われるくらいなら、その方が良いのです。揉めないように最大限出来ることは、つどつど相談をするということ。それがお互いのためです。

孫フィーバーしている祖父母が暴走してしまった・・・なんてこともあります。逆に、無関心な祖父母もいます。適度で適当な距離感というのは難しいものです。

我が家は、主人の両親がそういった行事におおらかというか、興味があまりないので、私の母が購入してくれました。個人的には、ベビー布団セットを始め、ベビーカーやチャイルドシートまで実家で負担してくれたので申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。

買いたがりも困りますが、興味なさすぎで一方に負担がかかるのも困りものですね。

最後に

せっかくの初節句ですから、お祝いの席で揉めて関係をギクシャクさせることのないように、まずは話し合いましょう。

誰が買うか?という話し合いを切り出しにくければ、

初節句の兜飾りを買おうと思っているんだけど・・・と切り出してみてはいかがでしょうか?

買ってもらう気満々!は自分の親はともかく、配偶者の両親にはあまり良い印象は与えないと思います。子供のお祝い事なのに、実は嫁姑問題に発展したり、絡んでいたりするので気を使うこともあるかと思います。やっかいですよね。

これ、お嫁さんの立場でも、お姑さんの立場でも両方に言えることですね。

ですが、自分の子供はやはり可愛がってもらいたいですし、愛されて欲しい。孫には会いたいし・・・と思うのが親心・爺婆心。そのためにあなたができるのは、面倒くさがらずに

報告・連絡・相談ホウレンソウ!!

ですね!

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