お手入れはこまめに!加湿器の気化式はこうやって掃除しよう!

電気代が安く、エコで安全な加湿器といえば気化式の加湿器。

加湿はゆるやかですが音も静かですし、価格帯も幅広いので既に持っているという方も多いですよね。

しかしそんな気化式の加湿器、実は1点だけ気を付けなければならない事があるのです。

それは掃除!

「実は気化式の加湿器の掃除方法っていまいちわからない・・・」と、お悩みのあなたのために、

  • 気化式の加湿器の掃除方法
  • カビの発生を事前に抑える方法
  • フィルターの交換について

についてご紹介していきます。

加湿器を衛生的に使用するには、使い始めが肝心!

最初からきちんとお手入れを行い、習慣化していけば長く安全に加湿器を使用できます!

面倒だと思ってついついお手入れをサボっていませんか?

大丈夫です!実は、たった1つのアイテムで簡単にお手入れすることができるんです。

その方法をばっちりお教えしますね!

気化式の加湿器の掃除方法は?

62d2482689428d6c5eb3bb76c8394fd5_s

掃除が大切なのは気化式に限らず加湿器すべてがそうなのですが、実は気化式は熱を使わないその仕組みから、特に雑菌が増殖しやすい構造をしているのです!

そう聞くと、「お手入れが面倒くさそう・・・」と感じるかもしれません。

でも、ご安心ください!気化式の加湿器の汚れ代表「カビ、ぬめり、白い汚れ」これらがある1つのアイテムが活躍してくれるんです。

そう・・・その名もクエン酸!!

加湿器の汚れの代表格といえば、カビ、ピンクのぬめり、白く粉っぽい汚れですよね。

代表的な汚れの正体・・・

気化式の加湿器はフィルターに含ませた水分を蒸発させることで湿度を上げる仕組みなので、必然的にフィルターは常時湿っており、カビが発生しやすい状態になります。また、給水タンクや蒸気の通り道など常に水が溜まっている場所で発生するのは水分を好む赤色酵母。

これがいわゆるぬめりの正体です。お風呂などでもよく見られますね。

そして白い汚れの正体は水道水に含まれる炭酸カルシウムが結晶化したもの。

このように、代表的な3つの汚れはそれぞれ種類が全く異なるものです。

ですが、この3つの汚れを一網打尽にできる素晴らしいアイテムが・・・そう、それがクエン酸なのです!

使い方は簡単。

  1. 大きなバケツを用意し、2Lのぬるま湯に対し大さじ1のクエン酸を混ぜる。
  2. そこにある程度ほこりを落としたフィルターや気になるパーツを漬け込む。
  3. 汚れの状態にもよるが、2~3時間つけたら水道水で良く洗い流す。
  4. フィルターはできれば丸一日乾燥させたほうが良い。

他のパーツは水分を良くふき取った後、消毒用エタノールを含ませた布などで拭くとさらにお掃除効果アップです!

また、フィルターのカビがどうしても取れない時は塩素系漂白剤を使うのも良いでしょう。

その際はクエン酸と混ざらないように十分に注意してください。

メーカーや加湿器の種類によってはクエン酸の使用を推奨していないものもありますので、

事前に取扱説明書をよく読んでくださいね。

以上、掃除の方法でした。

汚れの代表格3つを紹介しましたが、最も手強く、体に影響を与えるのはカビです。

そのカビの発生を事前に抑える方法はないのでしょうか?

次はその方法を紹介します!

カビの対策方法はある?

Business man afraid of his own shadow monster concept on grungy background

タンクの水を毎日変えるのは基本中の基本!水道水を使用して週1回はお掃除を!

水道水を使うと白い汚れがつくからミネラルウォーターを使用してる、なんて人、いませんか?

気持ちはわかりますが、加湿器には是非水道水を使ってくださいね!

水道水に含まれる塩素こそ、雑菌を抑えるための立役者!

給水タンク内で雑菌が増殖するのを事前に抑えてくれます。

ただし、塩素は少しずつ放出されてしまうので一日一回は水の入れ替えを行いましょう。

これだけでも、カビの発生はグンと抑えられるはずですよ!

そしてどんなに面倒でも1週間に1回はタンク、フィルター、トレイなどの掃除を行いましょう!

また、室内の空気の汚れが付着することによるカビの発生を防ぐため、

寒さを少しだけ我慢して1時間に1回は部屋の窓を開けて換気することをおすすめします。

冬の締め切った部屋の中には様々な雑菌が繁殖しています。

健康のためにも空気の入れ替えはマメに行いましょうね。

そのほかにも、加湿器にフィルター乾燥機能がついている場合は寝ている間などにぜひ活用してください。

スペアのフィルターを用意しておいて、数日交代で使うのも良いでしょう。

カビの対策は毎日のちょっとした努力の積み重ねです。

ここで書いたことをぜひ実践してみてくださいね。

さて、前述の通り、カビは最も手強い汚れ。

そのカビが一番発生しやすいのはフィルターであるといえます。フィルター掃除の方法はクエン酸か塩素系漂白剤を使えばOKと説明しましたが、では綺麗に使用していればフィルターを交換する必要はないのでしょうか?

そう思っている人は、是非次を読んでみてください!

フィルターを交換しなければならない理由がわかります!

フィルターの交換は必要?

フィルターはお掃除をこまめにしていれば交換は不要・・・そう思っていませんか?

どんなに綺麗に掃除をしていても、スペアは購入しておきましょう!

気化式加湿器のフィルターが常に湿っていて雑菌が繁殖しやすいのは既に説明済みですね。

メーカーさんもそれを考慮し、フィルターはきちんと抗菌処理をしています。メーカーさんが推奨しているフィルター交換頻度というのは、その抗菌効果がなくなる頃を一つの目安にしているのです。

なので、より確実に菌の発生を抑えたければフィルターはきちんと指定の頻度で交換するべきでしょう。

もちろん綺麗に掃除をしていればフィルターの寿命は延びます。しかし、使い続ければフィルターも劣化していき、本来の役割を果たせなくなることもあります。

丁寧に掃除しているつもりでも、うっかりフィルターに傷がついたりしてしまうこともありますよね。

というわけで、思いもよらぬフィルターの破損や劣化に備えて、スペアのフィルターは用意しておいたほうが無難です。

スペアがあればフィルター掃除後の乾燥中にも加湿器を稼働させることができますし、前述したように数日交代で使うのも良いでしょう。

メーカーによって推奨交換頻度は違いますので、加湿器を選ぶときはフィルターの値段や推奨交換目安を確認しておくといいですね。

おわりに

いかがだったでしょうか。

最近は卓上で使用できる簡易的な気化式加湿器も多いですね。

紙フィルターのデザインがおしゃれで、インテリアとしても映えます。

しかし、フィルターが汚れていたりカビが生えていたりするとガッカリ…。

このタイプは掃除とフィルター交換を更にまめに行う必要があります。

気化式に限らず、加湿器はお手入れの頻度と方法を知っていればいつまでも綺麗に使用することができます。

面倒だなんて言わずにきちんとお手入れをして、効果的に加湿しましょう!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。