仮装とコスプレの違いってなに?実は意味が違うて本当?!
仮装とコスプレは同じような意味合いで使われていますが、実は本来の意味は違うのをご存知ですか?
ハロウィンの時期が近づいてくると、コスプレや仮装という言葉をよく耳にしますよね。
会社の催し物でコスプレや仮装をするとか、テーマパークにキャラクターの格好をして遊びに行くとか、はたまたイベントで仮装やコスプレをするということもありますね。
ずっと気になっていたので調べてみたところ、この2つの言葉に違いはあるんですね。
仮装は読んで字のごとく仮の装い、コスプレはコスチューム・プレイの略語でした。
この2つにどういった違いがあるのかを詳しく調べてみましたよ。
仮装とコスプレ、意味の違いとは?
仮装とは一体何を指すのか?仮装という言葉がつく言葉は幾つかありますよね。
goo辞書で検索すると・・・
1 仮に他のものの姿をすること。それらしく見せかけること。
「其 (その) 強硬な態度の何処かに何時でも―に近い弱点があるのを」〈漱石・道草〉
2 仮に装備して別のものにすること。「―空母」
3 その出来事が事実あったかのように見せかけること。「―売買」
(出典:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/41488/m0u/ )
となっていますね。
英語でDisguiseとなり、動詞では「変装する・させる」名詞では「変装・仮装・ごまかし・口実」などの意味があります。仮装は、単純に仮の装いということであって、特にキャラクターや物語の登場人物云々ということではないようですね。
では、コスプレはどうでしょうか?
コスプレとはコスチューム・プレイの略語で、wikiによると1990年頃から使われ始めた言葉。
漫画やアニメの登場人物に仮装することをコスプレと呼ぶようになったのだとか。
また、「コスチューム・プレイ」という言葉の本来の意味は、演劇用語であり、時代劇・歴史劇のことを指すそうです。コスチュームは衣装、プレイは演じるということを意味しているんですね。
少なからず、コスプレにはキャラクターや登場人物の衣装を身にまとい、「演じる」要素が含まれているようです。
また、コスプレをする人のことをコスプレイヤー、略してレイヤーなんて呼んだりもしますね。
大きなイベントもあるようで、イベントに参加しているレイヤーさんは間違いなくキャラクターになりきっているものと思われます。
人気ののコスプレやパーティーメイクのランキングなんて動画もあるくらい、現在では世間一般的に浸透してるものになってますよね。
大きな違いは「なりきる」といこと
仮装とコスプレの大きな違いは「なりきる」ということにポイントがあることがわかりました。
簡単に言えば「単純に格好だけ」なのが仮装で「その格好をしてなりきる」ことがコスプレですね。
カメラを向けられたりしてキャラクターになりきってポーズをとったりする人はコスプレといえるでしょう。
メイド喫茶で働くメイドさんはどうなんでしょう?制服と捉えるべきなのか、メイドになりきっているところからコスプレと捉えるべきなのか、悩みどころです。
意味は違えど、普段とは違った格好をして、イベントに参加したりすることは非日常を味わえて新鮮な気持ちになれそうですよね。
大人でもこういった別世界に飛び込んで新しい自分を発見するのも楽しいものですよね。
ちなみに、ハロウィンには仮装する意味がちゃんとあるんです。興味のある方は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
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