うごく七夕まつりもあるの?!日本の三大七夕祭りはどれ?

日本の三大七夕祭りってご存知ですか?1番目と2番目はわかるけど、そういえば3つ目ってなんだろう?そう思ったのは私だけではないはず。

私自身、平塚市で育ったので七夕といえば、平塚なのですが、仙台も親戚がいるので大きな七夕祭りは割と身近なんですよね。だからこそ、3つ目がなかなか出てこないんです。

そこで、今回は日本三大七夕祭りについて、3つ目はどこの七夕祭りか?について調べてみました。結果はちょっとふんわりした内容になってしまいましたが、3つ目の候補としておすすめの七夕祭があるのでご紹介しますね。

日本の三大七夕祭りといえばこの3つ!?

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皆さんが思い浮かべる、日本の三大七夕祭りはどれですか?私は、

  • 宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」
  • 神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕まつり」

の2つがまず出てきます。調べてみると、皆さんも大体同じようで、2つ目までは全国共通の認識といえそうです。では3つ目は?

愛知県安城市の「安城七夕まつり」

だそうです。

安城七夕まつりには122万人もの観光客が押し寄せるそうです。仙台市が毎年200万人平塚市が160万人ほどです。

来場者数で考えても、堂々の3番目として、安城市の七夕がランクインで間違いないですね。ほかにも、3番手に名乗りを上げるのが京都一条の七夕祭りです。

これには諸説あるそうですが、そもそも、3つ目はなにか?という点では地域によってばらつきがあるんです。

日本の三大七夕祭りは3番目に諸説あり・・・

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諸説色々ある・・・で片付けても構わないのですが、いろいろと調べていると、どうやら

三大七夕祭りの3つ目は地元の七夕祭り!

というローカルルールが存在しているようです。

1つ目は上でも挙げたように仙台の七夕、2つ目は平塚の七夕というところまでは、ほとんどの方が一致。ですが、3つ目になると地元の七夕祭りの名前が挙がってくるのだそうです。

日本の三大七夕祭りってなんですか?という質問には、規模や来場者数の順番で言うとこうだよ・・・という風に説明できるのですが、誰かが決めるというよりは、自分が好きだと思えるお祭りを3大と数えてもいいんじゃないかな?と思います。

地元の七夕祭りが3大祭りにランクインしているんだ!と子供ならなんだか誇らしい気持ちになるかもしれませんし、実際に楽しめて、好きなお祭りは人それぞれですから、地元愛にあふれた日本三大七夕祭りでもいいじゃない!

と、調べてみて感じました。

中でも、自分の地元ではないですが、おすすめなのが岩手県で開催される七夕祭りです。他ではちょっと味わえない内容ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

動くって?!うごく七夕まつりの正体とは!

という事で、ご紹介したいのが”うごく七夕まつり”です。

うごく七夕まつりというのは、岩手県陸前高田市の伝統あるお祭りです。歴史はとても古く、数百年前は江戸時代からの伝統を持つお祭りです。

毎年8月6・7日に開催されるのですが、七夕といえば7月7日じゃないの?と思いますよね。

この時期に行うのは、新盆を迎える方々の霊に弔いの意を込めて行われるのだそうです。

ただ、綺麗に七夕飾りをして盛り上がろう!というわけではないんですね。

さて、開催時期云々ではなく、すでに普通の七夕祭りではないというのは薄々感じていますよね。

なんといっても、動くのです。

 見どころは?!
町内の12集落が参加するお祭りで、町内会がそれぞれ車輪の付いた山車を作るんですって。
各町内会から1台ずつ、計12台の山車が、競い合い街を練り歩くのがこのお祭りの見どころです。

七夕の飾りといえば、上からつるすように飾られた飾りを見上げる様に通り過ぎる・・・というイメージなのですが、文字通り、動く山車ですからね!

お祭りが始まれば、山車の上から笛や太鼓の元気な音が聞こえてきます。そして、山車が町内を練り歩く姿は圧巻です。

まさに、他では見ることができない七夕祭りですよね。

夜にはなんと、電飾で装飾された山車がライトアップ!お色直しをした山車が高田市内を練り歩く姿は、なんとも幻想的です。個人的にも、七夕祭りは夜のほうが雰囲気を楽しめるので、(暑さ対策も兼ねて)夜に行くのがおススメです。

仙台市は和紙の七夕飾りなので、夜のライトアップはしていないので昼間行きましょうね。

東北文化財映像研究所ライブラリー映像館さんから、うごく七夕まつり、練り歩く山車の様子が動画提供されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

特に、うごく七夕まつりを応援したい気持ち・・・それは、震災の復興です。震災の影響はこの七夕祭りにも大きく爪痕を残したそうです。私も、親戚が津波で家を流されてしまいました。幸い、みな無事でしたが、普段の生活に戻るのは簡単なことではありません。

陸前高田市では、このお祭りの山車が9台も津波に流されてしまったのだそうです。

それでも、陸前高田市の皆さんは、震災で被害にあわれた仲間を思いボランティア等の力も借りながら、このお祭りを復活させたのです。

まだまだ、復興にも大きな課題が残されているとは思いますが、こうしたお祭りで心を1つに前を向いて歩いてほしいですね。

何より、他では見ることができない”うごく七夕まつり”ですから、ぜひとも日本の七夕祭りの代表として名前が上がるようになってもらいたいと思います。興味を持っていただけた方は、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

終わりに

日本のお祭りには、日本三大〇〇祭と呼ばれるお祭りがほかにもたくさんありますよね。調べていて思ったのが、実は1番目、2番目、3番目が地域によって伝えられ方が異なるということ。

特に、地元のお祭りを3番目に入れたがる傾向は、どこにもあるようです。地元のお祭りを大切にもう気持ちがうかがえますね。

ぜひ、普段は足を運ばないお祭りでも、旅先で立ち寄ることができたなら、参加してみてはいかがでしょう?きっと素敵な思い出ができますよ。

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