トランポリンで子供の運動神経は良くなる?侮れない効果の実態!

子供って、飛んだり跳ねたりが好きですよね。最近ではトランポリン運動が子供の身体能力の発達に良いという話を耳にします。運動神経がよくなるとか、身長が伸びるとか、はたまた脳に良いなんて夢のような効果があるという話。

実際にはどうなのでしょう?デメリットはないんでしょうか?子供といっても、いくつから始めたら効果的なのか気になりませんか?

そこで、今回はトランポリン運動によって子供の運動神経がよくなる理由について探っていきたいと思います。もし本当に良い効果が得られるのであれば、我が子も運動神経抜群になるかもしれないし、雨の日に外に遊びに行けない憂鬱が解消されるかもしれませんしね!

トランポリンで子供の運動神経はよくなるのか?その効果に驚き!

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巷で囁かれるトランポリンによる効果。本当のところはどうなのか気になっていたのですが・・・まず、実際に、日本トランポリン協会が幼少時の運動能力開発に着目しているそうですね。

運動能力開発のために子供向けのトレーニング手法を開発し、それを広く進めているという現状だそうです。

日本トランポリン協会、つまりはトランポリンについてのパイオニアたちが幼少時の運動能力開発に着目しているというのですから、効果を期待せずに入られませんよね。ということで、さっそくトランポリン運動の効果についてあげてみましょう。

トランポリン運動で得られる効果は?

  • ダイエット効果
  • リンパの流れをよくする
  • 筋力・体幹トレーニング

このようなことが主にトランポリン運動の効果としてあげられることが多いですね。アメリカでは「リバウディング」といい、リンパの流れをよくすることから内科医が積極的に勧めているという事実もあるそうです。

ダイエットについては、「5分程度で1kmのジョギングと同じ効果がある」と言う、うたい文句をよく見かけます。これはちょっと誇大表現と言われているそうですね。

しかし、NASAの研究によると、トランポリン運動で得られる効果はジョギングと比べ、運動効率が68%高いそうなので、少なからずダイエットに効果があるというのは本当のようです。

筋力や体幹を鍛えるのに効果的というのがメインではなかろうかと思います。子供のトランポリン運動による運動神経の発達に効果的と言われる側面は、ここが一番大きなポイントですよね。

トランポリンを利用した運動は足腰への負担が軽減されるため、老若男女問わず幅広く楽しめる運動でもあります。空中でのバランスを取るために、インナーマッスルを使用するので筋肉や体幹を鍛えることにつながるのですね。

このトランポリン運動を続けることで体を動かし脳の発達を促す効果があるそうです。脳の働きが活発になることで「記憶力」「集中力」「理解力」を高める効果もあるそうですよ。

さて、トランポリン運動による効果を確認したところで、なず子供に良いのか?について考えていきたいと思います。

子供にトランポリン運動が効果的と言われる理由は?

ここからは、なぜ子供に効果的と言われているのかについて考えていきましょう!

ではさっそく、5つのポイントを挙げていきます。

  1. 10歳以下の子供の筋力をサポートする
  2. インナーマッスルや体幹を鍛える
  3. 運動嫌いな子でもトランポリンなら楽しめる
  4. 個人のレベルで運動できる
  5. トランポリンによる運動神経開発の指導員に学ぶことができる

一つずつ確認していきますね。

10歳以下の子供の筋力をサポートする

空中という不安定な環境で体を動かすことで、感覚や筋力を鍛えることができます。

しかし、10歳以下の子供はまだ小さく、筋力が少ないものです。自力で高くジャンプすることができないため、トランポリンを補助器具として使用するのです。

この空中でのトレーニングが、トランポリンの最大のメリットでもあると言えるでしょう。他のスポーツではなかなかできない体験ですからね。

インナーマッスルや体幹を鍛える

上でも挙げたように、空中でバランスを取ることはトレーニングとして有用です。トランポリン運動ではインナーマッスルや体幹といわれる筋肉を使います。

トランポリンで培った筋力や感覚は、自然と様々なスポーツで必要な体軸の回りの筋力を身につけることができるので、他のスポーツでも役に立ちますね。

『運動嫌いな子でもトランポリンなら楽しめる』

日常生活の中で、何か嬉しいことがあった時、自然と体を動かす仕草をしていませんか?

人は喜びを表現する時に、自然と飛び跳ねるという行動を取ることがありますよね。この飛び跳ねる動作というのは、人間にとって喜びを表現する、感覚的に心地の良いものだそうです。

そのため、トランポリンで飛び跳ねることを楽しいと感じることが多いそう。

子供ってソファの上やベッドの上で飛び跳ねるの好きですよね。運動が苦手・嫌いと思っている子供でもトランポリンを運動ととらえずに楽しんでいるうちに、運動神経が培われていく!なんてありがたい話でしょう。

『個人のレベルで運動できる』

トランポリン運動はチームスポーツではありません。よって、他の子供とのレベル差を気にせずに練習できるんですね。

そもそも練習と感じていない可能性もありますが、誰かと比べてうまいとか下手とか、そういった気負いなしに楽しめるというのも大きなポイントですね。

トランポリンによる運動神経開発の指導員に学ぶことができる

先ほどからちょこちょこ登場する日本トランポリン協会。この協会は、子供の運動神経開発のためのトレーニング方法を開発しています。その名も「エアリアル・トレーニング」です。そして、そのトレーニング方法を普及する指導員という資格を持つ人々が存在するのです。

アスリートとして育てたい・・・夢はオリンピック選手よ!!なんていう、お母様方。本格的なトレーニング方法を学びたい時には、その指導を受けられる体制が整えられているそうですよ!

子供にとって、楽しみながら運動神経を鍛えていけるということがわかりましたね!単純に運動神経を鍛えられる良いものだということだけでなく、自分のペースで楽しみながらできるというのは良いですね♪

子供のトランポリン運動は脳や身長にも関係あるって本当?

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さて、鍛えられるのはどうやらインナーマッスルや筋肉だけではないようです。トランポリンで検索すると、「脳」「身長」などのキーワードを見かける事があります。これってどういう事なの?と思って調べてみたら、なんと脳にも良い!身長も伸びる!なんて情報が。

その実態を探ってみましたよ。

脳に良いとはどういう事か?

トランポリンは感覚統合の訓練になるそうです。どういう事かというと、

トランポリンで空中にあがると、本人の意志にかかわらず、脳と身体の動きが自然に統合される状態になるのだそうです。

トランポリンに於ける上下運動は、脳の中で運動を司る前頭前野や前庭という場所に刺激を与えます。そこへ与た刺激は行動を調整する能力を高める効果があるのだそうです。

このような事から、感覚統合の訓練に用いられる事があるのだそうですが、主に障害を持った人の訓練に利用されているそうです。

感覚統合の訓練に利用されているという事は、やはり脳への刺激としてはかなり効果があるとも言えるのではないでしょうか。

トランポリンをすると背が伸びない?伸びる?

トランポリンをすると身長が伸びる、はたまた伸びない・・・どちらの情報も飛び交っているようです。身長が伸びないと思われている原因としては、

  • トランポリンの競技選手に身長の高い人が少ない
  • 上下運動の振動で背が縮むという噂

が挙げられています。

トランポリンの選手に限らず、体操の選手には身長の高い方は少ないですよね。

競技の特色上、身長が低い方が有利な場合が多いからだそうです。トランポリンの場合は、空中で宙返りをするなどの技がありますが、回転の際の速度を出すためには身長が低い方が有利なのだそうです。

他のスポーツは往々にして身長が高い方が有利なものが多いのですが、ことトランポリンに関しては「身長が低い方が有利なので高身長の選手が少ない」ということなのだそうです。

むしろ、身長の伸びる伸びないに関しては、伸びると言われています。

長身になる要素としては

  1. 遺伝が2割(むしろ8割は努力)。
  2. カルシウムを多く摂取し規則正しい食生活をする。
  3. カルシウムを骨の成分に定着させるためにビタミンDを生成する必要があるので、適度に日光当たるとよい。日光に当たると体内でビタミンDが生成される。
  4. 過度な筋トレは行わない。ウェイトやチューブなどの道具を用いた筋トレは、筋力が強くなりすぎて骨の成長の妨げになる。
  5. 上下方向に圧力のかかる運動を行うこと。縄跳びなどのジャンプを連続する運動がよい。

5にあるように、ジャンプをする運動が有効ということは、トランポリンはむしろ連続で跳躍するスポーツなので、背を伸ばすのに有効と言えますよね。しかも、トランポリンを利用することで、膝への負担を減らすことができます。

デメリットは?脳への障害がでるって本当?

子供もが小さいうちにトランポリンをすると脳に障害が出る・・・そんな話も目にしました。「揺さぶられ(揺さぶりっこ)症候群」の情報が元になっているそうですね。

生後6ヶ月頃までの新生児に対して、揺さぶると脳内出血を起こすことがあるので、脳に障害が出ると言われています。赤ちゃんをあやす時にたくさん揺らしたり、高い高いをやりすぎたりしてこう言ったことが起きるんですよね。

では、トランポリンは危ないのでは?

ご安心ください。

トランポリンは小さくても3歳前後から始めることが多いので、その頃には揺さぶられ症候群になるようなことは無いそうです。つまり、通常のトランポリンの使用の仕方であれば脳に障害が出るということは無いそうです。

ただ、子供は頭が大きいですし、首の筋肉が未発達なのでやりすぎると首の筋肉を痛めたり、むち打ちになる可能性は否めません。大人の監督の元、適度な休憩をとりつつやりすぎになら無いように気をつけましょう。

何才から始める?小学生低学年までに始めたい理由とは!

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一般的に運動神経の発達は、10歳ぐらいまでにピークを迎えると言われています。スキャモンの発達曲線というものが指標とされているそうですが、運動神経に関する神経系は10歳頃までにほとんど完成するのだそうです。

逆に、運動に必要な筋肉の発達は10歳以降、第二次成長期の頃です。

筋肉の発達より前に、まずは運動神経が発達するということなんですね。この時期に、様々な運動を経験させておくのが神経系によい刺激を与えてくれるのだそうです。

むしろ、この時期を逃すと運動が苦手だったり嫌いになってしまうこともあるのだそうです。トランポリンで運動を楽しいものと思い、運動神経を鍛えておくことは後々のためにもなるということですね。

筋力がまだ発達途上の場合に、様々なスポーツを経験させるのはなかなか難しいことですが、トランポリンの場合は筋肉のサポートとしてバネがあります。バネの弾性により、高くジャンプすることで空中で様々な動作を行行いますよね。これは、地上での運動による効果+加えて空中の運動効果も期待できるそうです。

家庭用のトランポリンをお子様に買い与える方のほとんどが2~3歳ころに買い与えたと言われています。小さいうちは自力でジャンプは難しいようですが、やはり飛び跳ねることがかなり楽しいようなので、運動と思われる前に楽しいものと思わせられるうちに始めるのがいいかもしれませんね(笑)

ちなみに、トランポリン運動は別のスポーツのトレーニングに用いられたりもしていますね。トランポリンの跳躍運動や空中でのバランス能力は

  • 野球のダイビングキャッチ
  • サッカーのヘディング
  • バレーボールのアタック
  • バスケのリバウンド
  • ハンドボールのシュート
  • テニス、バドミントンのスマッシュ

にも役に立ちますし、

  • スキー
  • スノーボード
  • フィギュアスケート

のようなジャンプをする競技、スポーツの素養作りにも役立ちます。実際に、スキーのジャンプ系の種目ではトランポリンでトレーニングをしていますよね。

トランポリンでは体幹が鍛えられバランス能力を開発することもできますので、格闘技系のスポーツにも役立つといわれているんですって。

子供のためにも、トランポリンを用意してあげたいですよね。私がトランポリンを購入した時の体験をもとに「トランポリン購入体験談!家庭用ならおすすめはコレ!」という記事を書いてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

終わりに

そもそも、私がトランポリンに興味を持ったのはディズニーの英会話システムがきっかけでした。

ディズニー英会話システムのプラスαの教材にトランポリンを使用したバウンス運動で楽しく英語を習得しよう!という内容のものがあります。子供と楽しく遊びながら英語を学べ、運動もできるなんて一石二鳥!

それを購入してあわよくば子供と一緒にエクササイズ!なんて考えていたところだったので、トランポリンについて色々と調べ始めたのです。

調べてみて、子供だけでなく大人でも楽しめることがわかりましたし、子供の発達にも良いことが分かったのでこれを機にトランポリンを購入してみようかと思います。

そして、できることならトランポリンでダイエット効果があるのか、実践記録をブログに載せてみたいものです。

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