三渓園の蛍を見たい!2016年は良い条件で鑑賞したい!

2016年の三渓園の蛍はいつ頃みられる?天気によって左右されたりしない?せっかく見に行くならば、蛍がよく見られる条件を知っておきたいですよね!

我が家では、父が毎年蛍の見れるスポットに連れて行ってくれるのですが、こうしたイベントもまた素敵だなぁと感じていて、興味津々な管理人なのです。

知る人ぞ知る・・・という穴場もいいですが、三渓園では国の重要有形文化財と花菖蒲のライトアップと蛍のコラボレーションですからね!

ということで、毎年行われている三渓園の人気イベント「蛍の夕べ」の日程と、三渓園で見られる蛍の種類から、よく見れる良い条件というのをご紹介したいと思います。

三渓園人気イベント「蛍の夕べ」の日程2016年は!

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三渓園で催されるイベントは、四季折々で素敵なものが多いそうなのですが、個人的にかなり興味をひかれているのが、この「蛍の夕べ」なんです。

といいますのも、単純に園内で蛍が鑑賞できますよ~というわけではなく、三重塔と花菖蒲が迎える庭園のライトアップもされているんですね。その庭園の奥に、園内で羽化した蛍がほのかに光り舞うのだとか・・・想像するだけでも、幻想的な風景が目に浮かぶようです!

それではさっそく、三渓園で行われる「蛍の夕べ」の日程などの情報をご紹介していきたいと思います。

  • 日程:5月28日(土)~6月5日(日)開催
  • 開園時間:午前9時~入場は20時30分まで*閉園21時00分
  • ライトアップ開始:17時30分頃~
  • 蛍がよく見れる時間:19時30分~21時00分*天候などの影響で蛍がよく見られない場合があります。
  • 入園料:大人500円、小学生200円
  • 蛍の観賞場所: 外苑奥の小川周辺(目印となる建造物:横笛庵、寒霞橋)

後述しますが、蛍の成虫は10日ほどしか生きられないこともあって、開催期間も1週間とやや短めですね。また、命が短いことや生態保護のためにも蛍を捕まえたりしてはいけませんよ。

また、蛍の観賞の際には以下のことにも気を付けたいですね。

夜間園路は暗いので、段差などに十分気を付けること!!

フラッシュ撮影、携帯電話の使用、カメラなどの明かりは蛍の観賞の妨げになります!!

また、期間中は通常は非公開の旧燈明寺本堂内部で、虫かごに入ったホタルを間近でみることができる鑑賞コーナーも用意されていますよ。パネル、映像などと合わせて蛍の生態について紹介されているそうですので、お子様でも楽しめそうですね!

ちょっと早いけど、夏休みの自由研究用にもってこいかもしれません!

当日、夕方以降は観覧できる範囲が一部制限されます。内苑や三重塔などへ続く山道等、進入不可となるので気を付けましょう。人気のイベントとあって、大勢の人が蛍の観賞スポットに集まります。

混雑時にはスタッフによる誘導もあるそうですが、自分勝手な鑑賞をしないように気を付けたいですね。

また、駐車場がかなり込み合うそうなので、こういったイベント時には公共の交通機関を利用することをお勧めします。

主にバスですね!バスでのアクセス方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください→三渓園へのアクセスは?降りるバス停はここだ!!

どんな雰囲気なのかな?と思っている方にお勧めの動画を発見しましたのでこちらも併せて紹介しておきますね。

イベントの様子を紹介されているので、きっと参考になりますよ~。三重塔と花菖蒲のライトアップだけでもかなり幻想的で美しいので、絶対行ってみたくなると思います!!

と、ここまでは三渓園を調べれば入手できる情報です・・・が!!!

ここからがポイントです!

三渓園で見られる蛍の種類から、その生態についてちょっと調べてみたのですが、こういった日によく見れる!というポイントが分かったのでご紹介したいと思います。

三渓園の蛍は何ホタル?鑑賞にもってこいの条件とは!

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三渓園で見られる蛍は、ゲンジボタルという蛍です。日本ではかなりメジャーな蛍ですね。

生息域は幼虫のころは川などの水生で成虫になると陸にあがってきます。

ほとんどの蛍は一生を陸で過ごすのですが、ゲンジボタルを含む3種のみが幼虫時代を水の中で過ごします。ゲンジボタルの幼虫はカワニナという貝のようなものだけを食べるので、このカワニナのいる環境でないと育つことはできないんですね。

三渓園の蛍は、幼虫を放流しているので、成虫になる環境が整っているのでしょう。

上陸してから30日ほどで成虫になりますが、成虫になると何も食べす水滴をなめるのみなので7~10日ほどで一生を終えてしまいます。なんとも儚いですね。

成虫は、6月中旬から7月上旬(東京地方)にかけて山間部の渓流や小川などに見られます。

ゲンジボタルの発光は、2秒~4秒と比較的ゆっくりで、飛び方は曲線的。美しい光を放ちながら飛び交う姿は幻想的ですね。そんなゲンジボタルにはよく見れられる条件というものが存在します。

それは

  • 蒸し暑い(湿度が高い)
  • 風がない
  • 曇っている
  • 月明かりがない
  • 日没後1~2時間の間

この条件がそろっていると、ゲンジボタルの観賞にはもってこいです。

なぜこのような条件が良いといわれているのかと言いますと・・・

蛍が光りながら飛ぶのには目的があります。

それは、子孫を残すために相手を見つけるということ。自分の放つ光が、より目立つ条件を、蛍は心得ているのですね。

ですから、月明かりがまぶしかったり、強風、気温の低い日、雨の日には飛ばないのだそうです。特に、雨が降っていると、草の陰から出てこようともしないのだとか。

そういえば、父が蛍を見に行くぞ!という日は、こういった日が多く「今日みたいな日は蛍がよく見られるよ」と言っていました。一応、仕事がら生物の生態には詳しいので間違いないでしょう。

三渓園の「蛍の夕べ」に行ってみようとと考えている方は、この条件に合いそうな日を狙ってみるといいかもしれませんね!

最後に

さて、いかがでしたか?三渓園の記事は、実はもっといろいろ書いてみたいことがたくさんあるのです。思っている以上に興味をそそるものが多いのと、蛍や桜、花菖蒲に紅葉といった自然の魅力も盛りだくさんなんですよね。

知れば知るほど、「年間パスポートとかないのかな?」と思うくらい、魅力的な場所ですよね。

今年は絶対足を運んで見せます!!

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