三渓園の桜の見頃は?2016年はいつがベスト?!
2016年、お花見の季節!今年の三渓園の桜の見頃はいつになるのでしょう?
せっかく桜を見に行くのであれば、できるだけ見頃を迎えた時期に行ってみたいですよね。咲きほこる桜!美しい庭園!国の重要有形文化財の数々!!
貴重な文化財と四季のコラボレーションの中でも、三渓園で特に人気がある春と秋!今回はそんな春のお花見シーズンに注目してみました。
というのも、私は神奈川県に30年近く住んでいたのにもかかわらず、足を運んだことがなかったのです・・・今年こそは!そう思って調べているうちに、「せっかくなら桜が最もきれいに見れる時期に行きたいなぁ」と思いました。
そこで、今回の記事では
三渓園の桜の見頃はいつごろか?について調査してみました。三渓園に咲く桜の種類、今年の天気や気候から見頃について考えてみましょう。
この春、三渓園に足を運ぶ予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
三渓園に咲く桜!種類と咲く時期は?
まず、三渓園に咲く桜の種類から確認してみましょう!
三渓園の桜はいくつか種類があるのですが、三渓園でも紹介されているのが
- 大寒桜(オオカンザクラ)
- 淡墨桜(ウスズミサクラ)
- 染井吉野(ソメイヨシノ)
- 枝垂桜(シダレザクラ)
- 高桑星桜(タカクワホシザクラ)
です。
三渓園内では、一番最初に大寒桜が、次いで淡墨桜、ソメイヨシノの順番で咲きます。ソメイヨシノの見ごろが終わりに近づいて行くと、枝垂桜、高桑星桜と続いていきます。
桜の主な場所は三渓園の外苑で大池周辺と、旧燈明寺本堂周辺なのですが、そのほとんどがソメイヨシノです。ほかの桜も見てみたい!なんて方は
- 内苑の春草廬に1本ある大寒桜
- 外苑の旧燈明寺本堂前の淡墨桜
- 鶴翔閣玄関前にある枝垂れ桜
- 内苑入口にある高桑星桜
をチェックしてみてください。
ここ数年、大寒桜が3月中旬ごろに咲きはじめ、1週間前後で淡墨桜が咲いているようです。淡墨桜が咲き始めると、1週間以内にソメイヨシノが開花し始めるということなので、毎年4月の初旬頃にソメイヨシノは見頃を迎えているようです。
この時期はやはり、連日駐車場も満車だそうなので、訪れるのならばバスがおすすめかもしれません。三渓園のバスでのアクセス方法の記事はこちら→『三渓園へのアクセスは?降りるバス停はここだ!!』(別窓で開きます)
そのあとも、枝垂桜や高桑星桜を楽しむことができますので、ソメイヨシノは見飽きた!なんて方は、少し時期をずらすの良いかもしれません。特に、高桑星桜は開園100周年を記念して植えられた桜で、花が星型に見える大変めずらしい品種だそうです。花弁の先がとがり星形に見えることから命名されたのだとか。
この桜は、原三溪の出身地である岐阜市柳津町高桑地区で育成された品種だそうですよ。
三渓園ファン必見の桜ですね!
鶴翔閣玄関前にある枝垂れ桜はブライダルの情報にも掲載されていて、趣ある風情が何とも言えません。また、睡蓮池対岸にあるものは、その下にユキヤナギがあります。このユキヤナギが咲いていると紅白の対比が楽しめちゃうそうです♪
2016年の開花予想は?暖冬の影響はどうでる!
2016年、今年の桜はどうなるのでしょう?温度や気候、天候に左右されやすい桜なので、やはり気になりますよね。そこで、開花予想はどうなっているのかみていきましょう!
暖冬の影響はあるの?
今年の桜は、平年並み、もしくはやや遅めの開花という見立てがされています。と言いますのも、皆さんも記憶に新しいかと思いますが、昨年の11月頃から今年の1月半ばは冬とは思えないほど暖かくありませんでしたか?
いわゆる「暖冬」ですよね。
1月末に大荒れの天気で沖縄で雪!なんてこともありましたが、この冬は気温の高い状態が続いたこともあり、記録的な暖冬といえるほどだったのです。この暖冬が、桜の開花時期を遅らせる原因になる可能性が高いんですね。
実は、桜は休眠状態から目を覚まし花芽が育つにはある程度の寒さも必要なんです。
しかし、記録的暖冬のため桜の花芽が休眠から目覚めにくい状況だったのです。今後の気象予報としても1月末以降も気温が高めの日が多く、3月も高温の傾向にあるそうですね。
そのため、開花は平年並みか少し遅めとなる見込みだそうです。暖冬による開花の遅れは、平年の気温の高い地域ほど影響が大きくなるそうで、主に、西日本の太平洋側が遅れるそうですよ。
この冬、関東も神奈川県の海側はどうやらあまり寒くなく、雪の予報の出ていた日も、それほどではなかったようなので、三渓園のある横浜市も少なからず影響を受けるかもしれませんね(;´・ω・)
三渓園の桜も遅くなりそう?
前述のとおり、暖冬の影響を受ける可能性は否めませんね。ですが、大幅に遅れるということはなさそうなのでご安心ください。。
現段階では、横浜市の開花日は3月27日となっており、満開日は4月3日となっています。この予定日はいずれもソメイヨシノが基準となっており、
- 開花→標本木で5~6輪以上の花が開いた状態
- 満開→標本木で80%以上のつぼみが開いた状態
予想対象は、気象庁の標本木です。各気象台内や、その周辺にるのですが、横浜市の標本木は『横浜市元町公園』にあるそうですよ。
東京の開花の標本木は靖国神社にありますが、全国各地にこういった基準となる標本木となる桜があるんですね。
元町公園と三渓園は割と近くに位置していますし、この様子であれば例年通りといってもよさそうです。満開の時期を狙って訪れるのであれば4月の第1週目に足を運んでみるといいかもしれませんね。
また、三渓園では夜桜のライトアップもされています。毎年行われる「観桜の夕べ」ですね。
終わりに
いかがでしたか?
三渓園の桜の見ごろは、ソメイヨシノを基準とするならば3月末から4月初旬、満開を狙うなら4月の初めがねらい目かと思います。
とはいえ、桜の花は気候・天候にとても左右されやすいので、思ったより早く咲いちゃった!とか、雨で散っちゃった~なんて事も毎年のお花見には付き物ですよね(;´・ω・)
花の命は短いといいますが、桜の花はその代名詞とも思えるほどです。桜の花は四季のある日本ならでは。
毎年思ったように咲かないからこそ、満開の桜に出会えた時は一層うれしいのかもしれませんね(^^♪
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