初節句の準備!男の子のお祝いの仕方は?

初節句を迎える息子のために準備をしようと思ってるけど、いったい何をすればいいのか・・・?私も同じことを悩みました。

準備するもの。やること。たくさんあって、よくわからないんですよね。

そこで、今回は男の子の初節句について調べてみました!

いつ・どこで・何を・どうするか

知っておいて損はないことも多いですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!

私なんて、ざっと済ませてしまったので今思うと息子達に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、せっかくのお祝い事ですので、家族みんなで素敵な時間を過ごせるように準備していきましょう♪

初節句はいつするの?

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初節句は読んで字のごとく初めての節句ですね。男の子の初節句は、生まれて初めての端午の節句。男の子の場合、端午の節句は健やかな成長と立身出世の願いを込めます。

とはいえ、生後0ヶ月で初めての節句を迎える子もいれば、生後11ヶ月で迎える子もいます。単語の節句は5月5日ですので、この日にお祝いをするのですが、生まれて間もない頃にそんな余裕はないですよね。

ですので、1歳を迎える年にされるという親御さんも多いです。

私も双子を出産した2月から3月末まで里帰りしていて、5月になる頃にやっと一人で双子の面倒を見る育児に慣れた頃だったので、初節句はスルーしていました(^^;;

一応、私の両親と祖母が柏餅とお寿司、お祝いをもって遊びに来てくれました。余裕のあるときに、子供の幸せを願ってお祝いをしてあげられるのなら、それでいいのでは?と思います。

兜を買ってもらったのも、1歳を迎えてからでした(笑)
で、その兜ですが、一体いつからいつまで飾るのか?と思いませんか??

飾る時期は、内飾りの五月人形は、3月20日の春分の日を過ぎた頃から飾り始めます。外飾りの鯉のぼりは、4月上旬頃から飾る場合が多いのですが、どちらも5月の中旬頃には片付けるようにしましょう。

季節の節目である節句ですので、ダラダラと飾っているのは良くないですね。

また、節句の前日・当日などに飾る「一夜飾り」は縁起が悪いとされていますので余裕を持って飾りをしましょう。女の子のお雛様のように、しまい忘れが婚期を逃す・・・というようなことはないので、男の子の方が多少気が楽かもしれませんね。

準備するものは?

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さて、準備は沢山あります。もし、両家で集まって外食ということであれば、お店の予約も必要でしょうし、親戚で集まって大規模に!なんてことになれば、招待客リストも必要かもしれませんね。

ここでは一般的にご家庭で初節句のお祝いをする場合を例に考えてみたいと思います。

簡単にあげると

  • 五月人形と鯉のぼり
  • 料理
  • 衣装
  • お祝いのお返し

この4点を押さえておきましょう。

五月人形(兜飾り)と鯉のぼりは誰が買う?

その土地の風習で”誰が買うか?”について変わってきます。関東と関西では男の子の節句については逆だったりするんですね。関東出身の両親ならば父方の実家が、関西出身のご両親なら母方の実家で揃えるのが一般的です。

でも、関東と関西に両親が分かれていたり、他の地域でも”誰が買うか?”については風習が違うので揉める原因となってしまいます。実際に、五月人形は誰が買うのか?で揉めるケースは多いそうで、関係がぎくしゃくすることもあるんだそうです。

詳しくは

初節句の兜飾りは誰が買う?揉める前に話し合おう!

を参考に、お祝い事なので揉めないようにやり過ごしてください。

また、お家には鯉のぼりが飾れない!買えなかった!!という方は、端午の節句に合わせて開催される鯉のぼりイベントを見に行ってみるのも良いかもしれません。

東京都内でもイベントが開催されますし、各都道府県でも鯉のぼりのイベントが開催されるようです。

沢山の鯉のぼりを東京で見たい!今年はイベントへGO!で簡単にご紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。

料理は?離乳食はでも対応できるものは!

初節句は端午の節句を初めて行うときを言いますが、この節句で食べる料理といえば「ちまき」や「柏餅」のイメージが大きいですよね。もちろん、そういったものを用意してもいいと思います。

ちまきの起源は、中国の戦国時代の勇者の命日に、竹筒に米を入れたもので供養をしたことなんだそうです。命日が5月5日であるのが由来なんだとか。もともと端午の節句は、中国の節句の一つなので、その名残がちまきとして残っているんですね。

柏には若い芽が出てこないと古い芽が落ちないという性質があるので、柏餅に『跡継ぎが絶えませんように』という願いを込めて端午の節句に食べるのだそうです。

しかし!初節句を迎えるお子様は、月齢でいえば12ヶ月未満の可能性も高いですし、バタバタしていて生まれた年の翌年にやります!という場合でも、2歳未満ですよね。

そうすると、ちまきや柏餅を食べるのは避けたいところ。どうしてもモチモチしたものは喉に詰まりますし、まだ小さい子供はその危険が高いですよね。大人が食べるのは結構ですが・・・

そこで、お勧めしたいのが「出世魚」を使った料理を食べること。

端午の節句で食べる出世魚というと

  • ボラ
  • スズキ
  • カツオ

が一般的です。

この中で生後5〜6ヶ月頃の離乳食初期からでも食べさせて可能なのは白身魚の”スズキ”ですね。カツオは離乳食が少し進んだ生後7〜8ヶ月の中期以降であればOKです。節句の頃は初カツオ時期ですし、カツオがオススメです。

カツオは”勝男”でもありますので、男の子の節句にはもってこい!スーパーなどで入手しやすいですしね。離乳食が始まったばかりに子でも、鰹節から出汁をとっておかゆにしてあげてもいいですね。

また、鯉のぼりや兜をイメージした盛り付けにしてみたり、こどもの日をイメージしてデコレーションしてあげるといいかもしれませんね!

子供の衣装に迷ったら「陣羽織」!

初節句で子供に何を着せたらいいのか?端午の節句にこだわった衣装を着せたいとお考えなら「陣羽織」はいかがでしょうか?もともとは、寒さをしのいだり、雨で甲冑を濡らさないために上から羽織るものとして、戦国時代頃にはやっていたものです。

端午の節句では、この陣羽織を子供に羽織らせて記念写真を撮るとい方も多いですね。楽天やアマゾンでも3000円ほどのお手頃な値段のものから販売されていますし、型紙と材料があれば手作りも可能なんですね。

初節句に陣羽織を!手作りもできるって本当?では、陣羽織を手作りするために必要な情報や、型紙無料でダウンロードできる素敵サイト様をご紹介しています。ぜひ、参考にしていただいて、気合を入れて手作りしてみませんか?

記念撮影も、スタジオに予約を入れて当日撮ることもできますし、お子様とご両親だけであれば前撮りもできますよね。人気のあるスタジオは予約が埋まるのも早いので、初節句はちゃんと撮ってもらいたい!ということであれば、早めに問い合わせてみましょう。

お祝いのお返しは?

最後に、もしお祝いを頂いたらお返しはどうするか?について、考えておきましょう。

お祝いのお返しに用意するものは?

五月人形や鯉のぼりを贈られた場合、お祝いの席へ招待することがお返しとなります。大体は子供から見て祖父母にあたる方々だと思いますので、食事会への招待をしましょう。

その際、おみやげとして持って帰って位もらえるような物を用意しておくと”気がきく”と思ってもらえるかも。

もし、遠方に住んでいる祖父母で会いに来られない場合は、内祝いの品を送るといいですよ!その時は、初節句のお祝いの際の写真などを添えて、「おかげさまで無事にお祝いができました」という感謝の気持ちを添えましょう。

金額と品物の目安を押さえておきたい

お祝いで頂いた物の2分の1〜3分の1が目安になります。実際は、金額ではなく感謝の気持ちをきちんと伝えられる物を選びましょう。とはいえ、やはり目安は欲しい物ですよね。

両親や祖父母には名前や写真のはいった初節句の記念品として思い出に残るものはいかがですか?初節句は人生で1度きり、初めての冠婚葬祭にあたりますから、形に残るものでも良いですよね。

知人や目上の方へのお返しには、お菓子や食品がオススメです。こちらは記念品だと手元に残って”どうしたら・・・”となってしまうことも考えられるので、美味しく召し上がっていただける物、普段自分では買わないプチ贅沢なスイーツなんていうのも良いかもしれませんね。

お祝いのお返しにつける水引と熨斗は

  • 水引は、赤白7本の蝶結び
  • 熨斗は、表書きは「内祝」を使い、下には子供の名前を入れる

これでOKです。

お祝いのお返しはいつまでにすればいいの?

品物も大体見当がついたし、熨斗や水引のマナーも確認できた。で、いったいいつまでにお返しすればいいのか?ですね。

お祝いの席を設けていて、帰り際におみやげとして用意するなら、もちろん当日までに準備しておく必要があります。もし、郵送する場合は、3週間から1カ月を目安に届くように手配をしましょう!

最後に

子供が生まれると、何かとお祝いごとが多くて、その度に色々と準備があって結構大変ですよね。今時のパパママは雑誌の影響もあってか、かなり気合を入れて望む方もしますし、逆に『え?そんなのするの?』というくらいあっさりな方もいます。

個人的には、どちらでも構わないと思う(他人に強要しなければ)のですが、かなり気合が入っているママ友がいると、うちもやらないと・・・と不安になってしますかもしれません。

今回書いた内容も、もっと盛りだくんさんで考える人もいれば、とりあえず形式的に整えてという方もいるので、オーソドックスなものとして書き出してみました。

ここに、そのお家それぞれの伝統や色を加えていけばいいんじゃないかなぁと思います。

何はともあれ、可愛い我が子(孫)の初節句ですから、幸せな気持ちで迎えられるようにしてあげたいですね。

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