クールビズ 女性のポロシャツはアリ?ナシ?アリならどう着こなす?

女性のクールビズは、男性に準ずる形でこれまで行われてきましたよね。とはいえ、今や環境庁が女性のクールビズにも積極的になってきています。そんな中、よく目にする、もしくは耳にするのが「ポロシャツはアリなの?」という声。結論から先言えば、一定の職種を除けば期間限定でアリのようです。
個人的には職種や業種によると思いますが、環境庁の掲げる「女性のクールビズ」の方針で言えばアリです。ただ、現場レベルで見ると、ポロシャツには賛否両論ありますし、アリとしている中でも着こなしには気をつけているようです。そこで、今回は女性のクールビズにおける「ポロシャツ」のあり方について考えてみたいと思います。

ポロシャツを着ていてもおかしくないお仕事は?

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ポロシャツを着ていても、特に問題のない場合を考えてみましょう。
内勤の事務職や、工場内での作業等の場合、動きやすさや通気性の方が重要ですよね。特に取引先へ出かける用事や、クライアントとの会議がある・・・そのような業務が通常ないような職種の場合は、女性でもポロシャツはアリだと思います。
また、ポロシャツにチノパンが制服!というダイ◯ツなどでは、夏場は女性でもチノパンにポロシャツ姿で接客していますね。
環境庁が良しとしているのですから、公務員も問題ないでしょう。議員の方の中にもポロシャツで活動している方もいらっしゃいます。国の政策ですので、公務員がポロシャツを着ていても問題はないですね。学校の先生や、役場の窓口、図書館でもスーツでカチッとした格好で仕事をしている人は見覚えがありません。
上記に加えて、飲食・アパレル・サービス業のなかでも業種がカジュアルなものほど、女性のクールビズにポロシャツを着用するのはアリだと思います。しかし、いざ自分がクールビズだから・・・と洋服を選ぶ場面になると、躊躇する方も多いかもしれません。そこで、実際に環境庁が掲げる「女性のクールビズ」について確認してみましょう!

環境庁の示す女性のクールビズとは?着こなしを気をつければポロシャツOK!

まず、環境庁のクールビズの方針を見てみましょう。
性別の明記はありませんが、男性のクールビズが始まりなので、おそらく男性向けと思われます。
スクリーンショット 2015-08-11 21.46.49
(引用元:https://www.env.go.jp/press/files/jp/20032.pdf)
ここからわかるのは、ポロシャツの着用は「スーパークールビズ」の期間に限ってOKとされていることです。そもそも、例年通りであればクールビズは5月1日〜10月31日までです。この間、スーパークールビズは6月1日〜9月30日までです。この期間は、さらなる軽装の奨励ということから、ポロシャツもアリとされているのですね。
次に、2013年に発表された女性のクールビズについて書かれた資料を見てみましょう。
スクリーンショット 2015-08-11 21.49.33
(引用元:http://www.env.go.jp/press/files/jp/22442.pdf)
女性のクールビズの場合、
  • 体をしめつけず、空気が通るシルエット
  • 首・手首・足首が涼しいデザイン
  • 吸湿性や速乾性に優れた機能性素材や、皮膚との間に空気層を作る凸凹間のある素材など
  • 機能性素材の下着
  • 涼やかな印象をあたえる色づかい
とあります。
この「体を締め付けずに、空気が通るシルエット」「吸湿性や速乾性に優れた機能性素材や、皮膚との間に空気層を作る凸凹間のある素材など」というところから考えると、ポロシャツはうってつけとも言えますね。10月の終わりまで着るには涼しすぎる素材だと思いますが、男性同様に、スーパークールビズ期間中であれば問題なさそうです。
しかし、ポロシャツはスカートやパンツから出していると、ラフでもあり、だらしなく見えてしまいます。着る時の注意点としては、ボトムスにイン。これでスッキリ見せるのが良いそうです。

しかし!ポロシャツNGの仕事もある?!

営業や接客を行う可能性のある人は、ほとんどの方が襟付きのカットソーやブラウスを着用しているようです。こういう「お客様」と接する職種の場合、社内や自分、100人中99人のお客様が「ポロシャツでもいいんじゃない?」と思っても、1人のお客様が不快を示すようであれば、それは避けるべきだからです。
また、接客や営業の中でも取り扱う商品の金額が高価であるほど、夏でもキッチリした格好をしています。それはなぜか?それはお客様に「この人からなら購入しても安心だ」「この人には任せられる」「この人は信頼できそうだ」という印象を与えることができるからです。
例えば
  • 保険の営業マン
  • 自動車ディーラーの営業マン
  • ジュエリーショップの店員
  • 高級ブランドの店員
  • 結婚式場のブライダルコーディネーター
こういった仕事をしている人が、仮にクールビズを掲げていたとしても「ポロシャツ」を着ることはないと思います。なぜなら、ポロシャツはスポーツの際に着られることが多いため、スポーツ着のイメージが強いからです。もともとは「ポロ」という競技で着られていたシャツですが、テニスやゴルフで着ているのをよく目にしますよね。通気性もよく汗も吸うので、夏にもってこいのポロシャツですが、「ビジネス」には不向きな様ですね。

最後に

女性のクールビズでは、スーパークールビズ期間中であればポロシャツもOKであり、着用する時には、だらしなく見えないようにボトムスにインするのがベストということが分かりました。しかしながら、仕事内容、会社によってはNGということもありますので、自分の勤めている職場、仕事内容などをから「ポロシャツはOKなのか?」を判断されるのがいいと思います。環境庁的にはOKなのですから、ポロシャツを上手に取り入れて、暑い夏を乗り切りたいですね。

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