馬油の効能はシミに効くだけじゃない…妊婦さんママさんにもオススメ!

馬油と聞くと貴方はどんな効能を期待しますか?美肌や美髪だけだと思っていませんか?でも実際は30以上の効能があるんです!!そんなに沢山の効能があるの?!と私も調べてみて驚きました。今や、馬油はクリームだけではなくヘアケア用品にもありますよね。
クリームやヘアケアのイメージが強いからか、美肌や美髪の効能として認識されているのかもしれません。
しかし!!30以上もある効能を知っていれば、ケアできる幅も広がりますし、知って損することはありませんよね。
ということで、今回は馬油の効能について調べてみました。調べた中で普段から使用できるものも取りあげてみると同時に、馬油愛用歴の長い我が家での主な使い方もご紹介します。妊婦さんやママさんへのオススメ使用法も紹介しますよ!まずは、その驚きの幅の広い効能をどうぞ!!

馬油の効能・効能は幅広い

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それでは、馬油の効能について書き出してみたいと思います。参考にさせていただいたのは馬油を研究をされ、日本で初めて馬油の商品化のために研究をされた直江昶(なおえ とおる)氏のホームページです。(http://www.bahyu.com/mein.html
  1. 火傷
  2. 怪我
  3. ひび、あかぎれ
  4. しもやけ
  5. 日焼けの炎症
  6. 床ずれ
  7. 虫刺され
  8. 湿疹
  9. 水虫、たむし、しらくも、はたけ
  10. 打撲、捻挫
  11. 肩こり、筋肉痛
  12. 冷え性、ほてり性
  13. 関節炎、神経痛
  14. 口内炎、舌炎
  15. 虫歯痛、歯槽膿漏
  16. 風邪
  17. 鼻炎、花粉症
  18. 蓄膿症、中耳炎
  19. 吹き出物、ニキビ
  20. 美顔、美肌
  21. 油やけ、シミ・ソバカス
  22. 鳥肌、鮫肌、象皮肌
  23. 水疱瘡とヘルペス
  24. 百疣(ひゃくいぼ)
  25. 脂肪性の瘤(こぶ)
  26. おむつかぶれ
  27. カミソリまけ
  28. 洗剤まけ
  29. 腋臭
  30. 薄毛、細毛、枝毛、若白髪
  31. 前立腺肥大
  32. 南方系の陰部疥癬
  33. 婦人外陰部炎症、尿道炎
  34. 夫婦和合生活用
  35. 便秘と臍のごみ
  36. 腹部の脂肪、ダイエット
  37. ペットの怪我、皮膚病
ざっと書き出すと38個!!皮膚の外傷などに効く効能、肩こりや打撲などの体の内側に効く効能を始め、口内炎や花粉症などにも効能があるそうです。ここでは詳しい使用方法は割愛させていただきますが、美肌や美髪はほんの一部に過ぎないということがよくわかりますよね。
内服して病気に効能が得られた!という少数の声もあるようです。高度の不飽和脂肪酸が主成分ですので、油脂の摂り過ぎの害は少ないのですが、害が少ないだけで内服して何かの病気に効くかどうかまでの研究の成果はまだ確認されていないようですね。

馬油の実体験!これは効能ありますよ!

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上記の中で、我が家が効能を感じているのは以下の9個です。
  1. 火傷
  2. 怪我
  3. ひび、あかぎれ
  4. 日焼けの炎症
  5. 虫刺され
  6. 湿疹
  7. 美顔、美肌
  8. おむつかぶれ
  9. ペットの怪我、皮膚病
特に「火傷」「虫刺され」「おむつかぶれ」「ペットの怪我、皮膚病」に関してはとてもお世話になっています。

「火傷」

火傷の場合は、皮膚の熱をすぐに冷ますこと重要です。皮膚に酸素が残っている状態が長ければ長いほど、火傷は進行するそうですが、馬油は皮膚への浸透力が強いので、すぐに酸素を遮断してくれるんだそうです。そのため馬油には水よりも早く熱を冷ます効能があります。我が家でも、火傷をしたらすぐ馬油!です。痛みが引くのも早いですし、綺麗に治りますよ。

「日焼けの炎症」

火傷と似たようなのが、日焼けの炎症ですね。あとから塗るのも効能がありますが、先に塗っておくことである程度炎症を和らげることができるので、日焼け止めを塗ったりする前に馬油を塗っておくのがオススメです。

「怪我」

肌が傷ついた時に出番です!切り傷やすり傷なら重度でなければ汚れなどを洗い流して馬油を塗布します。傷が綺麗に治るのと、早く治る気がします。大きな手術が必要な場合は別ですが、ちょっと深く切っちゃったくらいなら、清潔なガーゼに馬油を塗って傷口を押さえて止血して、血が止まったら再度馬油を塗ります。馬油は傷が残らないという特徴があるそうなので、女性や子供にはありがたいですね!帝王切開の傷口に塗ると良いと聞いたので、試したところ傷口が塞がるのは早かったと思います。

「ひび、あかぎれ」

主に母の体験談ですが、冬場の水仕事はハンドクリームをどんなに塗っていても切れたりひび割れたりします。ですが、馬油を塗ってから水仕事をしたり、終わってから塗り込んだりしています。要するにハンドクリーム代わりに使っているということです!寝る前などにたっぷり塗って、手袋や靴下を履くのもオススメですね。

「虫刺され」

蚊にさされた時に主に活躍します。私も母も息子も、蚊に刺されるだけで皮膚が腫れてただれるような状態になってしまうことがあったのですが、馬油を塗るようになってからは、蚊に刺されたところがひどくなるということはなくなりました。

「美顔、美肌」

これは女性にとって興味深い項目ですよね!私が使う時は「乾燥がひどい気がするなー」という時がほとんどですが、姉は洗顔→化粧水→馬油という使い方をしているそうです。肌が敏感な方なので、化粧品も合わないものが多い彼女ですが、このパターンが一番肌の調子が良いそうです。
化粧水の前に馬油を使っても良いのですが、馬油を先に使うことで化粧水を肌の奥にまで浸透させてくれる(させてしまう)ので、肌の弱い人は炎症を起こす場合もあるそうです。
また、基本少量を薄くのばす程度の使い方ですが、大量に塗ると肌の代謝が上がります。新しい肌へ変わるために肌がごわついたりガサガサになったり、ブツブツができたりするそうです。こういう時は洗顔をします。洗顔後は肌がヒリヒリすることもあるので、馬油を塗ると良いそうです。
顔に使う場合、特に皮膚が敏感な場所なので個人個人で一番合った方法を見つけるのが良いですね!

「おむつかぶれ」

主に夏場ですが、汗などでどうしてもかぶれやすい時に活躍します。別記事でも書きましたが、赤ちゃんに使用しても安心です。おむつ替えのたびに塗ってあげると良いですよ。

「ペットの怪我、皮膚病」

愛犬や愛猫に使用した経験です。犬猫は薬を塗布するとどうしても舐めようとしますよね。馬油なら舐めても害はないので皮膚のが傷ついた時や、乾燥して痒そうにしている時などに使用してあげると良いです。ただ、馬油をつけるとほぼ100%舐めたがるので、気を紛らわせたり包帯で保護したり、何度も塗り直しが必要な時も多々あります。

妊婦さん、ママさんに大活躍する馬油

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 「馬油(ばーゆ)とは?赤ちゃんや妊婦でも安心して使えるの?」という記事でも書いた通り、妊婦さんでも赤ちゃんでも、授乳中のママでも安心してつけるのが馬油です。なかでも、私がとてもオススメだと思うのはこの3つです!

「赤ちゃんの脂漏性湿疹」

上記に挙げた以外では「赤ちゃんの脂漏性湿疹」にも使えます。我が家の双子は頬と眉の上に脂漏性の湿疹が出たのですが、この湿疹には清潔第一!!お肌をキレイに保っておくことが重要です。ですが、沐浴を頻繁にしたり石鹸でしっかり洗ってしまうと肌が乾燥してしまいます。
この乾燥が脂漏性の湿疹を悪化させるので、保湿が必要なんですね。肌が乾燥しているので脂が必要で、脂がたくさん分泌されるため脂漏性湿疹になるのですが、馬油で保湿をしっかりしてあげるとキレイに治ります。脂に馬油って余計に悪い気がしますが、馬油は脂をとかしてくれるので大丈夫なんです。
とはいえ、それでも酷くなる一方ならすぐに病院へ行きましょう。痒くて痛かったりして辛いのは赤ちゃんですからね!

「乳頭ケア」

そして、「乳頭のケア」にも抜群の効能があります。出産前は乳頭に母乳のカスが溜まったりしますが、馬油を塗布してクルクルと擦ってあげるとキレイになります。また、産後、授乳が始まると赤ちゃんたちが必死に吸い付いてくるわけですが、思いの外苦行というか・・・
慣れるまでは痛みもありますし、飲み方が悪いと裂傷を負ったり水ぶくれができてしまいます。ケア用に「ピュアレーン」を勧められて使ったのですが、これはオススメできません。
馬油より粘度が高く、下着と張り付いて余計に痛いし、馬油は透明(固まっている時は白)ですがピュアレーンは黄色で、その色が下着につきます。
馬油は塗ったあとに下着と張り付くこともないし、傷口はすぐに治って痛みもなくなります。これに気付いたのが産後1以下月くらい経ってからだったのですが、それまでは授乳のたびに痛みで辛かったのを覚えています。次子を出産する機会があったら、最初から馬油一択で行きたいと思います。

妊娠線

また、「妊娠線」にも効能的です。妊娠線の予防について記事を書いたことがあるのですが、その時調べてわかったことの一つに「妊娠線の予防をするなら皮膚の深部に届くケアをしないと意味がない」ということです。というのも、市販の妊娠線ケアのクリームは皮膚の表面の乾燥を防ぐことはできても、妊娠線ができる原因の皮膚の深部には届かないのです。
そこで、ケアをするなら天然成分のオイルが良いということをしりました。
皮膚への浸透力が天然成分のオイルは高いのです。馬油は人間の皮膚に構造が近いため、皮膚によく馴染み深部に浸透します。つまり、妊娠線のケアにもぴったりなんですね!もっと早く知っておきたかった!!!!!と今更ながらに後悔しています。
妊娠線対策についてはこちらの記事を読んでみてください。
→「妊娠線の予防はクリームじゃできない?表面に塗るだけじゃ意味がない!!」 

最後に

今回は38通りの馬油の効能をあげてみました。この中には実際にその状況にならないと試しようがない・・・というもの沢山あるのですが、日常的に使用できる内容のものも多いですよね。言い換えれば、ハンドクリームから傷薬、ヘアケアまでこれ一つで済むというくらいです。

長年我が家で愛されてきた馬油の使い道についてご紹介しましたが、虫刺されにしろ、傷口や火傷にしろ跡が残らず綺麗に治るのが一番嬉しいですね。治るまでの期間も短いですし、馬油様様です。

参考までに、我が家で愛用している馬油は以下の3つです。

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