馬油を赤ちゃんの湿疹に使える?脂漏性湿疹にもアリ?!
馬油は赤ちゃんの湿疹にも使えるって聞くけど、本当に効果があるのか気になりませんか?
ママにとってはかわいいわが子のために肌に良いものを使ってあげたいですよね。
- 巷では、馬油は赤ちゃんにも妊婦さんにも使えるって聞くけど本当のところはどうなのか?
- 湿疹に使ってもいいのか?
- 湿疹といっても、乳児湿疹に使えるのか?
そんな疑問や悩みに、実際に使用している経験談からお話ししていきたいと思います。
馬油は赤ちゃんにも使える?効果あるの?
もともと馬油は我が家の必需品ですが、子供の湿疹や乾燥肌に、もっと効くものはないのだろうか?と、いろいろなクリームや保湿剤などを今まで試してみました。結果、馬油に戻ってきました。
大人と違って、赤ちゃんのお肌はとても弱いですよね。ですから、世の中のママたちは
「このクリームは低刺激で良いらしいよ!」
「この保湿剤は産院で選ばれてNo1なんだって!!」
という風に、少しでも赤ちゃんのお肌に良いものを選ぼうと懸命になっていますよね。
私自身、子供たちの乾燥肌や乾燥からくる湿疹には悩まされ・・・
劇的に良くならないかな?と、某有名なクリームや、雑誌なんかで頻繁に紹介されているもの、オーガニックオイルなどいろいろ試しました。
一向に良くならない、もしくは悪化するものもあって、一番よくないのはアルコールが含まれているタイプでした。
エタノールフリーと表記されていても成分表を見るとアルコールの類は含まれていて、香りをかぐからに「アルコールくさい・・・」と感じるものもありましたね。雑誌でよく見かけるやつです。
双子のなので、使用量も多い上にコスパの悪さに悩まされ・・・
で、結局、馬油に戻してみたのです。
なぜなら、馬油なら少なくとも赤ちゃんの体に害があるものは含まれていないからです。肌が余計にガサガサになったりする!なんてことは基本ありません。
多くの場合、馬油100%とされていても、酸化防止のためにトコフェロールという天然ビタミンEが含まれていますが、口にいても大丈夫なんです。
そして、人の脂肪酸と馬油の成分はとても似ているため、人の皮膚にとてもよく合います。つまり、浸透力も高いですし副作用もありません。
赤ちゃんにも安心して使えるし、お肌のケアにはもってこいなんですよね。
市販のいろいろなクリームよりも安心して使えるし、用途は幅広いので我が家では愛用しているのです。
では、赤ちゃんの湿疹には効くのかどうか、お伝えしていきたいと思います。
赤ちゃんの湿疹には効く?脂漏性湿疹には使えるの?
赤ちゃんのお肌はいろいろなことが原因で湿疹ができてしまうもの。
食べ物、よだれ、汗、乾燥・・・日常のほとんどに、湿疹が出てしまう原因が潜んでいるんですね。湿疹には皮膚がカサカサになるものもあれば、膿んでしまうものもあります。
そういったものを総称して乳児湿疹といいます。
馬油が乳児湿疹に効果があると思われるのは、その保湿効果の高さと殺菌力にあります。
まず、乳児湿疹の対処の仕方の基本は「清潔+保湿」がポイントです。肌が湿疹で荒れているからと言って、しっかりと洗ってあげなかったりすると逆効果なんですね。
石鹸を付けて清潔に洗ってあげた後に、保湿をするのが基本です。この保湿に馬油を使うのですが、少量ですぐになじみ保湿をしてくれます。
生後間もない赤ちゃんに多いのが「脂漏性湿疹」。大人にもあるんですが、生後3か月くらいまでにとても多いのがこの湿疹です。
脂漏性湿疹は赤ちゃんの場合、皮脂の分泌が盛んなことが原因です。毛穴が未発達なので、分泌された皮脂が詰まってしまい、そこに雑菌が増えて湿疹になってしまうのですね。
怖いのは、湿疹を掻き毟って広がってしまったりトビヒになってしまうことです。皮膚の上には黄色ブドウ球菌という菌がいるのですが、掻き毟ることで黄色ブドウ球菌が大量発生し、悪さをして湿疹を悪化させるケースもあるそうです。
そこで、馬油の出番です。
別記事の「馬油はアトピーに効果あり!?その理由は?」でも触れていますが、馬油は素早く皮膚の奥深くに浸透し、皮膚の組織内にある空気を追い出してくれます。
空気を追い出したところへ、馬油の膜が張られることで細胞内の隙間にいる黄色ブドウ球菌を補足し、殺菌する抗菌作用があるのです。
馬油を塗ることで保湿もしながら悪さをする菌を殺菌する効果も得られるんですね。
ですから、赤ちゃんの湿疹に効果があった!という声も多いですし、私自身も馬油にとてもお世話になっているのです。
症状が酷くなければ、毎日清潔にしてあげて保湿をしてあげることでケアできます。酷くなるようなら迷わず病院に行ってくださいね!病院ではステロイドを処方されたりするので、で辛いのは赤ちゃんですから。
では、実際にはどういったケアをすればいいのでしょうか?
赤ちゃんに使うときのケアの仕方と注意点は?
まず、ケアの仕方についてですね。
馬油を使ったケアの仕方は簡単です。
- 朝や日中は清潔なガーゼで症状が出ている場所をふき取る
- そのあとに馬油を薄く塗る
- 夜、お風呂に入れるときには、優しく、けれどしっかりと清潔に洗う
- お風呂から上がったら、馬油を塗る
これを毎日繰り返すだけです。
今使っているクリームを馬油に置き換えるだけですね!
馬油を使う上で気を付けたいのは、その量です。
馬油は大変伸びがいいので少量でも十分保湿できます。個人的な感覚でいえば、赤ちゃんの顔なら多くても小豆1粒サイズくらいでしょうか。それでも多い場合は、ティッシュなどでオフします。
多すぎるとべた付いて不快感が増すだけですからね。少量を薄くぬって調節をしましょう。
また、馬油は読んで字のごとく油です。油を肌に塗るわけですから、塗った後は紫外線に注意が必要です。日焼けを促進させてしまいます。
そして、一番気を付けたいのは馬油が赤ちゃんに合わない場合です。
馬油に含まれるたんぱく質が体質的に合わない人がいます。もし、そういった場合に無理に使い続けても症状がよくならないどころか、悪化する恐れもあります。
赤ちゃんに使用する際は、パッチテストをしてからがおすすめです。
乳児湿疹の場合、顔や頭(髪の毛の中)にうろこ状にビッシリとかさぶたのような物ができたりするんですよね。それは無理にはがしてはいけませんよ!
毎日、優しくちゃんと洗ってあげているうちに自然とはがれていくものですからね。
どうしても気になる場合は、オリーブオイルなどの植物性のオイルを使ってパックをする方法があります。オイルでかさぶたをふやかして、そのあと石鹸で洗ってしっかりとオイルを落としてあげましょう。
この方法で少しずつ改善されていきますよ。
終わりに
我が家では、子供たちが生まれる前から馬油を愛用しています。
脂漏性湿疹の時もそうですが、現在でも皮膚がそんなに強くないわが子たちの、毎日のスキンケアには欠かせません。
何より、口に入れても大丈夫なところは、小さな子供がいる家庭には安心して使えていいですよね。
馬油を選ぶ際は、純度の高いものや赤ちゃんに使用するなら、赤ちゃん用のものも市販されていますので、そういったものを選ぶといいですよ。
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