連休中日の結婚式は迷惑?配慮すべきは遠方からのゲスト!
連休中日の結婚式について、迷惑だとか非常識だ!なんて意見を耳にしました。個人的には、え?!何がいけないの?という感想。なぜ、おめでたい席にそのような事が言われるのか。今回はそのあたりを考えたいと思います。
個人的な主観がだいぶ盛り沢山ではありますが、連休中日でゲストから迷惑がられる理由、本当に非常識なのかどうか?連休中日を選びたい理由について考えます。私一個人の感想で言えば、「連休中日に結婚式なんて迷惑」と思うようなゲストには来ていただかなくて結構だと思います。
大切な友人、家族、親戚、仕事仲間・・・もしこの中に何かと天秤にかけて、招待されたことを「呼ばれて迷惑」と感じる人が混ざっているのなら、今後のお付き合いは難しいでしょう。大切な人の晴れ舞台、新たな門出を祝福できない人は来ていただく必要を感じられませんからね。
これから結婚式の日程を決めるので、連休中日について悩んでいる方の参考になればいいと思います。
連休中日が迷惑と言われる理由は?
さて、連休の中日に結婚式をされると迷惑だ!という意見の中でよく見かけるのは・・・
- せっかくの連休なので遠出をしようと思っていた
- 行楽シーズンの連休は遠出して楽しみたい
- 連休の中日に結婚式だと前後で予定を立てられない
- 連休中日の結婚式はその連休全て潰れる気がして嫌だ
という意見ですね。結婚式の多いのは春と秋、この季節は気候もいいですし、お花見や紅葉をみに出かける人も多いですね。春はゴールデンウイークという大型連休があるので、国内旅行や海外旅行に出かける人もいます。秋もシルバーウィークなるものができて、大型連休が存在します。紅葉などにはまだ早くても、過ごしやすくなりつつある季節の遠出をする方も多いですね。
また、3連休も近年は多くなっていますよね。毎月のようにどこかしら3連休があるので、プチ旅行の計画を立てる人もいるだろうし、「連休」という言葉だけでも、どんな予定を立てようか?何をしようか?と楽しみにしている人はいますよね。
また、夏や冬の比較的、春秋に比べれば少ない結婚式でもお正月休みや、お盆休みには帰省する人も多いでしょうし、クリスマス付近は家族や恋人と予定を立てて過ごすという方もいますね。
連休とつく休日は、中日だけでなく前後も合わせて行動予定を考えることが多いので、連休中日が結婚式になると「連休を潰された」と感じてしまうのかもしれませんね。
連休中日を選びたい理由は?
「連休を潰された」例えばそう思う友人が身近に何名かいたとしましょう。「連休の中日に結婚式なんて迷惑だ」そう言われているとしたら、あなたはショックを受けるかもしれません。ですが、結婚式は近くにいる家族や友人だけで行うものでもないですよね?遠方からお世話になった親戚や、祖父母を招いたりしませんか?
遠方から来るということは、前泊や後泊が必要な方もいますよね。式の開始時刻、終了時刻にもよりますが、前泊しないと間に合わない人、後泊しないと帰る手段のない人も出てきます。そうなった場合に、「招待できないからごめんなさい」といえるでしょうか。
むしろ連休の中日でなければ成り立たないこともあるのです。2連休の土日で次の日も休みだとゆっくりできると土曜日に結婚式をする方が多いですが、前後どちらも宿泊が必要だとすれば、2連休ではどちらか1日は仕事を休まなければならないかもしれません。
3連休の中日、もしくは大型連休中でなければ仕事を休ませることになります。もちろん、サービス業の方は連休中は書き入れ時なので、出席率も下がるでしょうし、職場がサービス業であれば全員参加は不可能かとは思いますが、すべての人に都合の良いようには到底無理ですので、割り切る必要があるのも事実です。
何よりも、当日終電やタクシーでも帰れる友人やお仕事関係の人よりも、遠方からわざわざ来てくれるゲストに配慮すべきです。遠いところあなたの晴れ姿を楽しみに来てくれた方々を、最大限にもてなすべきだと思います。
結婚式は誰のためにするのか?そそれは個人によって理由はそれぞれですが、私は
ここまで大きく育つことができました
私はこの人と幸せになります
これまで沢山お世話になりました
という気持ちを込めていました。確かに、友人や仕事仲間にもお世話になったことは間違いないのですが、何より小さな頃から見守り育ててくれた家族や親戚に感謝しています。遠方から来る親戚や友人もいましたが、わざわざ自分のために祝福しに駆けつけてくれたことに、感謝と敬意を込めておもてなしをしましたよ。
連休中日を選びたい、選ばざるをえない理由というのも確かに存在しているんです。
連休中日の結婚式は本当に迷惑と言えるのか?
ところで、今結婚を控え式場や日程の検討している方、連休中日の結婚式は本当に迷惑だと思いますか?ご自分だったらどうでしょうか?
日本では、結婚式で人気があるのは春や秋の過ごしやす季節です。加えて、大安かどうかで結婚式の日取りを決める方も少なくないはずです。夏冬の仏滅だと式場も安いし!経費削減!と割り切って結婚式をされる方もいますが、ご両親やご親戚の中に、もしくは土地柄でお日柄をとても気にする風習があるかもしれません。
ですので、仏滅はダメ!大安じゃなきゃ!!ということはあっても、連休で文句を言われることは少ないと思います。連休ではなくて大安で・・・季節も良くてなんて日取りは競争率も高い上に、日にち的にもかなり限られてきますしね。
ましてや、結婚式の日程や招待状は遅くても2ヶ月前頃には出しますし、招待するゲストには結婚の報告といつ頃結婚式をするのかという報告はしていることがほとんどだと思います。少なくとも数ヶ月前から結婚式が行われる事実は友人にしても親戚にしても周知の事実のはずです。
それを「出かけようと思っていた」「予定が立てられない」というような方には、来ていただかなくても結構!と私なら思ってしまいます。どうしても、出席できない理由があり、その理由が納得のいくものであればなんでもないです。
しかし、旅行に行く(行きたい)からとか、彼女(彼氏)と出かけるからとか、ライブに行くからとかいう理由だったら、自分との関係はそんなものだったのだとショックを受けつつも、その人とは疎遠になっていくと思います。
友人や親戚の幸せな1日に立会い、新たな門出を祝福する気持ちがある人は、連休の中日だって平日だって文句など言ったりしませんよ。
最後に
できればみんなに気持ちよく出席してもらいたし、祝ってもらいたいと思うのは当然だと思います。ですが、全ての方の日程や予定を聞いて、それに合わせることは不可能ですし、そこまでする必要はないと思います。
その日結婚式場まで足を運んでくれた人は、少なからずあなたを祝う気持ちがあって来てくれるのだから、気にしすぎないほうがいいんですよ。もし気になるようであれば、挨拶をする際に、「連休の中日」ということにご理解いただき、ご列席いただいて感謝している旨を伝えればいいと思います。
結婚式の後で文句を言われたら、こう理由があったからと説明をするもよしです。
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