双子のベビーカーは縦型or横型?実体験から選び方を紹介!
双子用のベビーカー選び、悩みますよね。縦型にするか横型にするか、どちらもメリットデメリットがあるからなかなか決め兼ねてしまう。生活環境や住環境によっても左右されるので、実体験を元に選び方を紹介したいと思います。
双子をママが一人で連れての移動手段は大きく分け3パターンあると思います。
- 双子用ベビーカー縦型で移動
- 双子用ベビーカー横型で移動
- 一人用ベビーカー+抱っこ紐で移動
どの方法にするかは、生活環境で変わるので、一概にどれが正解というものはないのですが、とはいえ、どうやって選べばいいの?縦?横?買ってから使えなかったら困るよ〜!
という方のために、実体験を元に双子用のベビーカーの選び方について、徹底的に考えてみようと思います。
実は私も縦型と横型には悩まされた一人です。何が違うの?どこが違うの?とスマホ片手に色々調べたものです。妊娠中後期はかなりお腹も大きかったので、外出もあまり出来ませんでしたからね。そもそも、赤ちゃん用品売り場に双子用のベビーカーは現物がほとんどないので見ることができないですしね!
だからこそ、ネットの情報頼りなところもあったので、悩まれている双子ママの方々のためにもと思い、パソコンに向かっています。
かわいい双子のために、良い買い物をしたいですよね!住んでる環境や普段利用するお店、移動手段などをよく考えた上でベビーカーを選んでみましょう!
目次
縦型と横型のメリット・デメリットとは?
(↑実際に使用しているベビーカーはこんな感じです。生後4ヶ月頃の写真ですね。)
まずは縦型ベビーカーと横型ベビーカーのメリットとデメリットとについて確認してみましょう。双子を育てているママに聞いた話や、実体験を元に表にしてみましした。
縦型 | 横型 | |
メリット |
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デメリット |
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ざっとあげてみただけでも、このような感じです。どちらにも勿論メリットもあればデメリットもあります。
ちなみに、我が家の生活環境や住環境、使用しているベビーカーを簡単にご紹介しておきますね。
- 基本育児はママ一人(私)で行う
- 近場に家族や親戚など手を貸してくれる要員はナシ
- 駅から徒歩10分だが、坂道が多く道も狭いし歩道はベビーカーが通れない
- マンションの1階住まい(マンション自体の出入り口にドアや階段はない)
- 部屋のドアから駐車場まで5メートル位
- 周辺は住宅街だけど歩道と車道の区別はない
- 買い物や行楽は常に車移動(軽自動車からTOYOTA:VOXYに乗り換え)
- 買い物は大型のショッピングモールorネットショップ
- かかりつけの小児科は土曜診療のあるところで、主人と一緒に行く
- 病院に一人で連れて行かなければならない際は、最寄りの総合病院を考えている
- コンビのツインスピンを生後1ヶ月から使用
といった感じです。なぜ『コンビ ツインスピン』を選んだのかというと、メリット・デメリットを比較検討した上で、上記の生活環境ではこれが一番と感じたからです。
(ちょうど1歳の頃のベビーカー使用感です)
加えて、現物を確認することができたのと、コンビの公式サイトでは、アフターサービスが充実していたのも理由の一つです。
私一人で日中の育児をしなければならないのでベビーカーは必要と考えていました。できれば何かの時のためを考えれば、体は身軽にしておきたい・・・と考え、双子用のベビーカーを購入することに決めました。
普段の買い物は大型のショッピングモールでしたし、住まいがマンションの1階だったためエレベーターには気を使いませんでした。また、車移動以外は考えていなかったので、ベビーカーの幅に関してはあまり悩まなかったのです。
一番重要なのは『二人が同じタイミングから乗れること』でした。
新生児の頃から乗れる必要がなかったので、生後1ヶ月から乗れるものをで十分でしたし、逆に、1ヶ月検診の際には必要だったのでコンビのツインスピンを選びました。里帰りはしていましたが、生後2ヶ月になる前に予防接種の関係で引き上げてきたので、私と双子での移動手段としては必須条件でした。
もし、エレベーター付きのマンションの7階とかに住んでいたり、車の運転が苦手で電車移動が主流であれば縦型ベビーカーを購入していたかもしれませんね。ということで、両方のメリットデメリットを踏まえた上で、次に思い浮かべて欲しいのは”双子を子育てする環境”です。
普段ママが双子を育てる上で、どのような環境にいるかが結構大きなポイントですので、双子育児をする環境を思い浮かべながら読んでみてください。
横幅がキモ?!生活環境で選べるベビーカー選べないベビーカー!
ここではベビーカーを選ぶ際の生活環境について考えたいと思います。一番のネックとなるのはベビーカーの横幅です。双子を乗せられる月齢も重要なのですが、新生児や生後1ヶ月から使用できるものも多いので、今回は”横幅”にズームイン!
ポイントをチェックしてみよう!
ここで質問です、あなたは以下の質問にいくつ当てはまりますか?双子の子育て環境を思い浮かべながら答えてみてください。
- 住居はマンションでエレベーターを使いますか?
- 普段買い物に行くお店にエレベーターはありますか?
- 移動手段は主に電車ですか?
- お出かけの際は大人はママ一人ですか?
- 住居周辺の道は狭いですか?
- 歩道は十分な広さがありますか?
- 通う予定の小児科は2階以上の場所でエレベーターがありますか?
これに該当しなければ、後は予算的なものやデザイン、縦型でも横型でも選ぶのは問題ないと思います。
縦型にするか・・・と結論を急ぐのはまだ早いです。横型を選ぶこともできるのでココから先も読んでみてください。
横型はエレベーターや駅の改札口が通れなさそう・・・と思いますよね。そこで、エレベーターや駅の改札口の幅について調べてみました。これを元に、ご自分の環境にあったベビーカーを探してみるといいと思いますよ。
もしエレベーターや駅を頻繁に利用するなら
駅を頻繁に利用するとなった時点で、エレベーターも必須かとは思うのですが、エレベーターは駅以外の公共機関や商業施設に多くある上に、ご自宅のマンションにもある可能性が高いので、エレベーターの出入り口の寸法について調べてみました。
ちなみに、マンションへのエレベーターの設置は階数ではなく建物の高さが基準となっています。基準の高さは31メートルです。単純に5階建てだからエレベーターがないとか、6階建てだからエレベーターがあるという話ではないのですね。
国が定めている基準として31メートル位以上の場合は設置が義務付けられていて、それ以下は「あると便利ですね」くらいの感じだそうです。
そして、肝心のエレベーターの出入り口の幅、これもマンションの大きさや施設の大きさが基準というわけではなく、定員数に比例するようですね。
例えば、あるメーカーの常用のエレベーターは
- 定員11名(〜750kg)出入り口幅80センチ
- 定員15名(〜1000kg)出入り口幅90センチ
- 定員24名(〜1600kg)出入り口幅110センチ
- 定員30名(〜2000kg)出入り口幅140センチ
とされていました。通常、マンションでは住宅用として80センチ幅のものが主流となっています。商業施設やビルで80〜90センチのものが多いそうですね。新しくできた大型の施設やであれば90センチ幅以上が多いように思います。ちなみに、駅にあるエレベーターも90センチが主流のようです。
ららぽーと東京ベイの中でも、増設された場所にあるエレベーターは余裕があるのですが、それ以外の場所にはギリギリで入るのに苦戦する場所があります。おそらく80センチなんですね。
続いて、駅の改札口に関する情報です。駅の改札口、今は自動改札口が主流ですね。
自動改札口の幅は55〜60センチが一般的な幅だそうです。規定はないそうですが古い改札口は55センチが多く、最近では60センチの幅の改札が主流になってきているそうです。
通常の自動改札口とは別に、障害を持った方などのために、円滑に改札を通るためのものもあります。その幅は90センチと決められていますし、必ず改札の一箇所は90〜95センチの幅のものを設けるようになってきているそうす。
こうしてみると、マンションの住宅用エレベーターは鬼門ですね。しかし、エレベーターにしても、駅の改札にしても80〜90センチの幅であれば横型も可能な気がしてきましたね。確実なのは縦型、だけど用途としては横型も捨てられない・・・と考えていませんか?
ということで、最後は人気のある双子用のベビーカー縦型、横型5つずつの寸法をご紹介します!
おすすめの双子用ベビーカーの寸法一覧
(1歳3ヶ月頃にはこんな感じの使用感です)
ここで、簡単に寸法をまとめた表を作ってみました。主に、人気のあるベビーカーの寸歩と使用可能な月齢についてまとめてあるので、参考にしてみてください。
横型ベビーカー | |||
使用時 (長×高×幅) | 折り畳み時 (長×高×幅) | 使用可能月齢 | |
[ベビートレンド] ダブルジョガー | 117×107×80 | 60×84×55 | 生後6ヶ月から |
---|---|---|---|
[エアバギー] ココダブル | 71.5×95×90 | 71.5×82×45 | 生後3ヶ月から |
[コンビ] ツインスピン | 80.7×106.74.5~77 | 53~75×93×46 | 生後1ヶ月から |
[グレコ] デュオスポーツ ジェミニ | 77×102×78 | 77×101×34 | 生後1ヶ月から |
[アップリカ] ネルッコベッド | 89×96.5×78 | 65×96×34 | 生後1ヶ月から |
縦型ベビーカー | |||
使用時 (長×高×幅) | 折り畳み時 (長×高×幅) | 使用可能な月齢 | |
[ベビートレンド] エリクサー | 125×110×55 | 105×41×55 | 生後6ヶ月から |
[コサット] シャックル | 100×113×51 | 120×37×37 | 前 生後6ヶ月から 後 生後1ヶ月から |
[日本育児] DUOシティHOP | 87×107×52 | 114×33×52 | 前 生後6ヶ月から 後 生後3ヶ月から |
[フィル&テッズ] DOT2 | 90×105×59 | 114×33×54 | 新生児から |
[セーフティ ファースト] タンデム・ワコ | 120×105×60 | 41×118×57 | 前 一人でお座り出来る ようになってから 後席生後1ヶ月から |
横型ベビーカーは幅がどうしても広くなりますが、80センチ以下のものもありますし、生後1ヶ月から使用できるものが多いので、使い勝手としては良いと思います。駅などに設置されているエレベーターは11人乗りが多いのですが、出入り口の開口幅も90センチで作られているものが主流のようなので、電車でお出かけもできそうですね。
縦型は一人乗り用のベビーカーと同じくらいの幅なので、マンションのエレベーターにしても駅の改札にしても、出入りの不便はなさそうです。強いて言えば、前後で使用できる月齢にバラツキのあるものが多いということですね。
このようなバラツキがあると、一人はしばらく抱っこ紐を利用することになると思うので、首が座っていない赤ちゃんでも抱っこできる抱っこ紐か、エルゴなら新生児用のインサートが必要になります。
できることなら、測れる場所の幅を全て測ってみて実物のサイズと比べてみるのがいいと思います。少なくとも、お目当のものは実物を確かめるのをお勧めします。寸法的には行けそうなんだけど、いざ使ってみたら取り扱いがしづらくて、エレベーターに入れない!!なんてこともあるかもしれませんからね。
終わりに
いかがでしたか?双子のベビーカーは決められそうですか?我が家は横型にしたので、実際の縦型ユーザーではないのですが、もし生活環境が違えば、選択も変わっていたに違いありません。
余談ですが、車移動がメインでベビーカーも積むのなら、使用されている車の荷室のスペースも確認しておいたほうがいいですよ。車移動はチャイルドシートも載せなければならないので、荷室のスペースも狭くなりがちです。まず、軽自動車では積載できません。
それが理由で我が家もミニバンへ乗り換えました。参考までに、軽自動車は各社のスライドドア車を総合してみても横幅87~89センチ奥行き37〜144センチしかありません。
ミニバンは3列目のシートを1箇所潰せばどこのメーカーも大体がベビーカーも余裕で乗ります。
検討する要素は盛りだくさんですが、良いベビーカーと巡り会えるといいですね。双子を連れていると、たくさんの方から声を掛けて頂けるからか、我が家の双子は人見知りせずに育っています。これも双子用ベビーカーのおかげかもしれないですね♪
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